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総務省「フューチャースクール推進事業」及び文部科学省「学びのイノベーション事業」に係る地域協議会(第3回)を開催しました

最終更新日:

 県教育委員会では、これまでの教育をさらに充実・発展させ、本県教育の質の向上と児童生徒の学力向上の目的を達成するため、現在、全県規模で「先進的ICT利活用教育推進事業」に取り組んでいます。第3回地域協議会の様子1

  本事業は、国との連携も図りながら推進していますが、その取組の一つである総務省「フューチャースクール推進事業」及び文部科学省「学びのイノベーション事業」に係る実証校である県立武雄青陵中学校において、教育委員会や学校関係者、保護者等で組織する地域協議会の第3回目の会合を下記のとおり開催しました。

 

 

日時 平成24年12月20日(木曜日) 17時~18時30分

場所 佐賀県立武雄青陵中学校(武雄市武雄町大字永島13233番地2)

協議会構成委員

 ・県教育庁教育情報化推進室長

 ・県統括本部最高情報統括監

 ・武雄青陵中学校長

 ・武雄高等学校長

 ・西部教育事務所長

 ・先進的ICT利活用教育推進事業教育実践校担当者代表

 ・武雄青陵中学校PTA会長

 ・大学教官(情報システム及び教科教育担当者各1名)

 ・武雄市教育委員会教育長       以上10名

 

1 開 会 

2 会長挨拶(代理:教育情報化推進室 主幹)

       11月26日公開授業、たくさんの参加があった。また、総務省、文部科学省からの

    視察では高い評価を頂いている。

     実証校としての取組が着実に進んでいる。これまでの調査結果からも、生徒の学

  力は確実に向上している。

     今年度も、残り三ヶ月あまりとなった。これまでの取組の充実と残された研究テー

  マへのアプローチなど、実証校としての対応をお願いしたい。

 

3 副会長挨拶(武雄青陵中学校長)

      実質一年が経過した。普通にある道具としてどの職員も扱えるような状態になっ

  た。これからは、いかに活用するか、いかに意図的に使うか、現在方策をとっている

  ところだ。

     中高一貫のWeb交流は、本当に効果があるのか見極めながら進めたい。

 

4 議 事

 (1)  平成24年度これまでの取組状況について

  (教育情報化推進室 係長)

   (ア)実証研究の進捗概況・学校からの報告

   (イ)学習者用デジタル教科書の利活用状況

   (ウ)公開授業報告

   (エ)総務省・文部科学省からの視察報告

 (2)今後の事業展開について第3回地域協議会の様子2

   (ア)調査分析

   (イ)災害時におけるICT環境の利活用方策と

     課題の抽出・分析

   (ウ)今後のスケジュール

 (3)意見交換(主な内容)

    ・ 順序立てた教科指導の検討をきちんとして

       いくべきで、その途上にICTがあるという枠組

    みにしないと、薄っぺらなものになってしまう。

       アピールするポイントをもう少し考えるべきだ。

    ・ 国がモデル事業として取り組んでいる学習者用デジタル教科書については、これ

    まで、国語、英語、数学について1、2年生のものが出来上がっている。理科と社会

      についても、全学年分を開発すると聞いている。また、来年度は、3年生用も開発さ

      れ、全学年、全教科が網羅される見込みだ。

    ・ デジタル教科書への要望については、取りまとめる場がないが、報告書の中に盛

       り込む形で伝えていくと同時に、国等へ直接働きかけていくことが、より有効だ。

    ・ デジタル教科書会社のコンソーシアムがないのか。佐賀はICTの先進県であるの

       で、ある意味、企業を育てるという視点があってもいいのではないか。佐賀でそう

       いうコンソーシアムの場を作ると、知恵と技術を集めることで、佐賀県の意向を反

       映させたデジタル教科書を開発することが可能だ。

    ・ 協同学習の推進について、国から強く期待されていたが、大学からの支援や助言

       は得たほうがいい。大学にもアドバイスできる教員は多いと思う。学生の関心も高

       い分野だ。地域の大学として協力していきたい。

    ・ 協働学習に関しては、全国の先進事例はたくさんある。タブレットPCが普及する前

       から行われてきた経緯がある。

    ・ アンケートを見ると、その表現の裏に潜む認識の甘さなどが透けて見える。時間を

       かけて先生方に訴えかけていくべきと考えている。

    ・ デジタル教科書の要望で問題演習への期待も個別学習の充実という方向から考え

      ていく必要がある。

    ・ 県独自のモデル校である致遠館中学校とも同じような状況にあるので、互いに参考

      にしていく必要がある。

    ・ 今回、民主党から自民党へ政権が変わることで、施策の展開にどのような影響が

       あるかわからないが、すでに「教育の情報化ビジョン」で方向性を示されており、

       大きく変わることはないのではないか。ICTに対する推進の姿勢は、民主党よりも

       むしろ前回の政権交代前の自民党の方が積極的だった。

    ・ IWBを整備していくにあたって、武雄青陵中が歩んだ道は、市町にとって大変参考

      になる。ありがたい。

    ・ 国や業者へ要望を上げていくことは地味だが必要なことだと思う。また、検証の視

      点として、保護者の眼差しを大事にしていかないといけない。総論は賛成でも、自分

      の子どものことになると慎重になるのが親だ。今以上に情報公開を行うなど、保護

      者の理解を得られるようにしてほしい。

 

5 閉会

第3回地域協議会の様子4

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佐賀県  教育委員会事務局  教育総務課
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