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よくあるご質問

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学習用パソコンに関する主な質問

問1 なぜ学習用パソコンを導入したのですか

問2 「一人ひとりに応じた分かりやすい学習」とは具体的にどういうことですか

問3 「いつでも、どこでも、だれでも受けられる教育の実現」とは具体的にどういうことですか

問4 学習用パソコンは、どのように利活用するのですか

問5 学習用パソコンを忘れた生徒は授業が受けられないのですか

問6 もっと安いパソコンではだめですか

問7 学習用パソコンは、どのような仕様ですか

問8 平成26年度の導入時、なぜWindows8Proに決めたのですか

問9 来年度以降も現行の機種で固定するのですか

問10 家庭学習のためにインターネットを契約する必要がありますか

問11 個人所有にもかかわらず、なぜ学校が、利用できるアプリを制限するのですか

問12 子どもが不適切なインターネットサイトにアクセスしたり、「SNS」等などを使って犯罪に巻き込まれたりしないか心配ですが、その対策はどう     なっていますか

問13 保証はどのような内容ですか

問14 通学中に破損した場合は、保証の対象となりますか

問15 自転車での毎日の持ち帰りは故障が心配です。専用カバー等はありますか

問16 部活動などで、校舎外や学校外で活動することもあると思いますが、盗難防止策はどうなっていますか

問17 兄姉等の学習用パソコンを譲り受けての使用はできますか

 

 

 

 
 

 問1 なぜ学習用パソコンを導入したのですか

(答) 今日の高度情報化が急速に展開する社会の中にあって、ますます情報活用能力やコミュニケーション能力などの育成が必要となっています。こうしたことから佐賀県教育委員会では、これからの時代に対応した教育の実現に向けて、平成23年度から全県規模でICT利活用教育を導入しています。これまでにすべての県立学校で電子黒板と無線LANの整備を終え、平成26年度からすべての県立高校(全日制、定時制)で学習用パソコンを導入しています。 

 特に、学習用パソコンについては、

  • 生徒一人ひとりの個性や能力に応じた分かりやすい学習(各生徒の習熟度に応じた教材の提示 等)
  • デジタル教材による音声や映像を利活用したより分かりやすい学習(ネイティブの発音を自分にあったスピードで繰り返し聴取 等)
  • いつでも、どこでも、だれでも受けられる教育の実現(新型インフルエンザ等の発生時における学習保証 等)

 などが可能となり、生徒一人ひとりの学力の向上に加え、これからの国際社会で活躍する上で必須となるコミュニケーション能力や情報活用能力の習得・向上にも役立ちます。

 
 

問2 「一人ひとりに応じた分かりやすい学習」とは具体的にどういうことですか

(答)

  学習用パソコンを導入することにより、生徒一人ひとりの取組状況や理解状況が細やかに、かつ、短時間で把握できるようになるため、きめ細かく指導できるようになります。

  また、生徒は、学習用パソコンに格納されたデジタル教材や電子辞書を使うことで、自分のペースに合った学習が容易となり、先生が示した標準問題だけでなく自分に合った難易度の問題やより詳しい解説等を取り出し瞬時に利活用でき、より効果的な学習が可能となるなど、これまで以上に、個人の理解の度合いや興味関心、進路希望等に応じた学習が可能となります。

 
 

問3 「いつでも、どこでも、だれでも受けられる教育の実現」とは具体的にどういうことですか

(答)

  通常の学校教育は、これまでは、基本的に、全員が学校に登校し、一斉に授業を受ける形で実施されてきましたが、学習用パソコンや教育情報システム等を利活用した教育手法を導入することで、時間的、空間的制約をできるだけ受けない形で実施することが可能となります。

 例えば、大規模災害や新型インフルエンザ等の発生により物理的に通常の学校や教室での授業が実施できない場合や、怪我や病気、不登校等で、学校に通うことができない状態にある場合など、学校から離れた場所に居ても、教材の提供を受けたり遠隔授業を視聴したりすることで、良質な教育を受けることが可能となります。

 

 

問4 学習用パソコンは、どのように利活用するのですか

(答)

  佐賀県では、平成26年度から、すべての県立高校(全日制・定時制)で学習用パソコンを導入しており、授業内容に応じて電子黒板や学習用パソコン等のICT機器を利活用した学習活動が実施されています。

 以下、佐賀県立高校での活用事例を紹介します。

【ホームルームでの活用事例】

  • 学習用パソコンに、食事、学習、睡眠等の生活時間や健康状態を入力し、望ましい生活習慣を身に付けることに役立てています。
  • 時間割変更や連絡文書等を確認し、必要な文書を保存する等の活用をしています。

【授業での活用事例】

  • 授業の始め等に行う確認テストや、授業の最後に行う理解度チェック等に活用しています。
  • 図版や映像を提示する、シミュレーションを実行する等、 授業内容に応じて、より授業への興味関心が湧き、理解が深まるように活用しています。
  • 生徒の解答を学習用パソコンから電子黒板に転送し、複数の解答を比較検討して考えを深めていくような学習を行っています。
  • デジタル教材の音声機能を使って、リスニングの学習を行っています。
  • グループでインターネットを使って情報収集を行い、その情報をプレゼンテーションにまとめ、クラス全体に対して発表するなど、情報活用能力、表現力を育成しています。
  • 実験や実習を安全確実に実施するために、前もって動画で手順を確認しています。また、学習用パソコンの静止画撮影・動画撮影の機能を用いて、実験実習の記録を撮り、レポート作成や復習に活用しています。
  • 内蔵カメラを使って、体育実技のフォームを二人一組で撮影してチェックし合うことで、上達に役立てています。

【自宅での活用事例】

  • 家族に連絡事項を確実に伝えることに活用しています。
  • 課題やレポートの作成、授業の予習・復習に活用したり、検定準備等の各自の必要に応じた自学に活用したりしています。

 

 

問5 学習用パソコンを忘れた生徒は授業が受けられないのですか

(答)

 学習用パソコンを忘れてきた生徒に対しては、他の教材の場合と同じように、準備することや持参することの重要性など教育的な指導を行います。

 その上で、学校の予備機を貸し出すなど、学習に支障がないように対応します。

 充電が不十分なパソコンを持参した生徒への対応も同様です。

 
 

問6 もっと安いパソコンではだめですか

(答)

  県教育委員会が示す仕様(機能)を満たすものであれば、指定のパソコン以外でも問題ありません。

 なお、県教育委員会が紹介する学習用パソコンは、大量購入のため大幅なコストダウンが図られていますので、同等のスペックのものに比べると、かなり安価に提供されています。

 

 

問7 学習用パソコンは、どのような仕様ですか

(答)

 平成29年度に県立高校1年生に紹介した学習用パソコンの主な仕様は以下のとおりです。

  OS:Windows10 Enterprise64bit インストール済 National Academic Only製品適用済み

  ディスプレイ:10.1型ワイド

  バッテリー駆動時間:10時間(本体のみ、フル充電の場合)

  総合ソフト:Microsoft Office Professional Plus2016(Word/Excel/PowerPoint/Access/OneNoteなど)

  辞書ソフト:国語、英和、和英、古語、情報倫理デジタルビデオ、佐賀新聞電子版(全日制:平成32年3月31日まで、定時制:平成33年3月31日まで)

  セキュリティ:ウィルス対策ソフト及び不適切なウェブサイトへのアクセスを制限するフィルタリングソフトをインストール済

      詳細については、学習用パソコンの「基本仕様」をご覧ください。
 
 

問8 平成26年度の導入時、なぜWindows8Proに決めたのですか

(答)

  県立高校で導入する学習用パソコンの機種選定に当たっては、まず、Androidについては、対応する学習用デジタル教科書がなかったことから、比較対象候補からは除外しました。その上で、導入機種の候補をiPadとWindows8タブレットの2機種に絞り込み、県立高校5校で実証研究を行いました。

 実証研究を行った学校から出された意見や、外部有識者の意見も踏まえて、デジタル教材の整備状況や使いやすさ(操作性)、価格等の観点から判断し、OSをWindows8Proに決定しました。

 また、Windows8のうち、Windows8Proとしたのは、学校内の教育ネットワークに接続する場合の安全性を確保するためです。    

 
 

問9 来年度以降も今年度の機種で固定するのですか

(答)

  学習用パソコンについては、今後とも、教材の整備状況や、機種改良の動き、価格の変動等の状況を考慮し、より効果的な教育が実践できるように、継続して、成果と課題の検証を行っていくこととしていますので、将来まで、現行機種に固定しているわけではありません。

  県が示す仕様(機能)についても同様です。

 

 
 

問10 家庭学習のためにインターネットを契約する必要がありますか

(答)

   授業の中で使う教材は、基本的に、必要なデータをすべて本体にインストールしますので、インターネットに接続することなく、家庭でも使用することができます。

   インターネット環境がある家庭では、インターネットによる調べ学習が可能です。

ただし、家庭においても不適切なサイトへのアクセスは制限されます。

 
 

問11 個人所有にもかかわらず、なぜ学校が、利用できるアプリを制御するのですか

(答)

  学習用パソコンは、学習教材として準備していただいたものですので、高校での学習活動に必要のないもの、不適切なものについては、管理ソフトにより、利用できないように制限をかけています。

  今後、貸与する学習用パソコンもこれまで同様に制御します。

 

 

問12 子どもが不適切なインターネットサイトにアクセスしたり、「SNS」等などを使って犯罪に巻き込まれたりしないか心配ですが、その対策はどうなっていますか

(答) 

  学校や保護者の皆さんとの協議等の結果、学習用パソコンには、子どもが安心して使えるように、不適切なサイトへのアクセスを制限するフィルタリングソフトやウィルス感染を防ぐウィルス対策ソフト、そのほか、学習用パソコンを紛失した際にパソコンのデータを保護するソフトの導入など、セキュリティに関する対策を行っています。

  また、学習に不要な機能については、機械的に使用制限をかけています。

 
 

問13 保証はどのような内容ですか

(答) 

  •   個人所有の学習用パソコンは、県立高校に在籍するすべての生徒が毎日安心して利活用できるよう、適切な使用時において発生した不具合については、全日制課程においては3年間、定時制課程においては4年間、修理の対応を保証します。故障や不具合が発生した場合は、引き取り修理が行われ、修理期間中は代替機の貸出しにより、学習に支障が出ないようにします。あわせて、盗難については、警察への盗難届や学校長の証明は必要ですが、保証できるようにしています。また、破損等についても、重過失、故意や無理な使用による破損でない限り、保証の対象となります。ただし、兄姉等から譲り受けた学習用パソコンについては、取扱いが異なりますので、県学校教育課教育情報化支援室までご相談ください。
  •  貸与する学習用パソコンに不具合等が発生した場合には、その都度、生徒には予備機を貸与した上で、修理対応を行い、修理ができない場合には、交換することで対応します。
 

問14 通学中に破損した場合は、保証の対象となりますか

(答) 

  •   個人所有の学習用パソコンの場合は、個人の責任ではなく、不可抗力で破損した場合など、誰もが納得するような理由であれば、保証の対象となります。ただし、故意に投げたり、水濡れさせたりして破損した場合等は保証の対象外です。
  •  貸与する学習用パソコンの場合は、個人の責任ではなく、不可抗力で破損した場合など、誰もが納得するような理由であれば、その都度、生徒には予備機を貸与した上で、修理対応を行い、修理ができない場合には、交換することで対応します。
 

問15 自転車での毎日の持ち帰りは故障が心配です。専用カバー等はありますか

(答) 

  専用キャリングケースが付属しています。

 

 

問16 部活動などで、校舎外や学校外で活動することもあると思いますが、盗難防止策はどうなっていますか

(答) 

  各学校では、教室移動などの際には教室に施錠するなど、学習用パソコンに限らず、貴重品等の管理には従来から十分注意しています。

 放課後の部活動時などには、貴重品等の管理と同様、基本的に自己管理となります。

 自己所有、貸与に関わらず、基本的に自己管理となります。

 

 

問17 兄姉等の学習用パソコンを譲り受けての使用はできますか

(答) 

 平成26年度以降に、県が紹介し、購入された兄姉等の学習用パソコンを譲り受けての使用はできます。学校での使用に支障はありません(ネットワーク等の各種設定が必要)。ただし、譲り受けての使用の場合は、ネットワーク等の各種設定費用(実費)がかかります。また、譲り受けての学習用パソコンで故障等が生じた場合は、保証の適用を受けることができない場合等がありますので、必ず事前に、県学校教育課教育情報化支援室へご相談ください。

 平成30年度の1年生からは、学習用パソコンを貸与するため、使用できません。
 

 

 

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