県教育委員会は、今後の更なる生徒減少期に対応した県立高等学校教育の充実・発展に資する対策を審議するため、佐賀県立高等学校生徒減少期対策審議会を設置し、県立高等学校の望ましい規模、配置等及び県立高等学校の活性化について審議することとしています。
ついては、第5回審議会を下記のとおり開催しましたので、お知らせします。
記
1 日時
平成24年5月11日(金曜日) 午後3時から5時まで
2 場所
アバンセ 第3研修室
佐賀市天神三丁目2-11
3 内容
(1) 県立高校の活性化(専門・総合学科高校の在り方)に係る審議
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キャリア教育
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本県の専門学科、総合学科の在り方(活性化方策)
(2) その他
※ 時間の都合により、家庭科及び総合学科についての審議は次回に持ち越すこととなった。
〔主な意見・要望等〕
- 商業科については、専門性を生かした就職が厳しい状況である。もっと、コミュニケーション力などの実用的な力を高める必要がある。そのためには、学美舎のような活動や長期のインターンシップが有効だと考える。
- 佐賀県の農業系高校には、歴史的なものも含めてそれぞれ特色がある。拠点校を中心として、ネットワークを作り、他の学校の特色ある部分を特化させ、それを伸ばしていけば、生徒たちに自信を持たせることもでき、農業科の活性化につながる。
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工業科については、企業としては即戦力を望みたい。高校3年間に加えて、1年ないし2年、分野を絞って専門教育を行う専攻科のような高等教育機関の設置が望ましい。
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活性化方策には基本的には大きく4つの要件があるのではないかと思っている。
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教育活動の基盤である学校規模の確保
- 教育内容の充実
- 専門高校の場合は、社会の変化に応じた新しい産業に対応できるような教育
- 学校と家庭と地域社会の連携による教育を支える仕組み
これらを基本として、商業科の学美舎のように、それを補完するようなものが必要だと思う。当審議会としては、委員より幅広い意見を聞き、その意見に基づいて、活性化方策案をまとめていきたい。
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