県教育委員会は、平成28年12月26日開催の定例教育委員会において、「新たな生徒減少期に対応した佐賀県立高等学校再編整備実施計画(第2次)」(以下「新実施計画(第2次)」という。)を、下記のとおり策定しましたのでお知らせします。
なお、計画の詳細な内容については、添付ファイルをご覧ください。
1 県全体の農業教育と佐賀農業高等学校の在り方に係る検討
○ 現在の農業系高校の配置を維持し、地域の特性を活かした農業教育を推進する。
○ 佐賀農業高等学校は、現在の学校規模を維持し、県の農業教育の中心的な役割を担う高校として、他の農業系高校との連携を強化する。
○ 生徒減による学校の小規模化が進む場合は、農業系高校以外の高校との再編を検討し、総合学科の農業関係系列については、系列の見直しを検討す
る。
2 神埼地区の高等学校(神埼高等学校・神埼清明高等学校)の学校運営の在り方に係る検討
○ 神埼高等学校と神埼清明高等学校の関係者及び地域関係者からなる検討会において、平成31年度の移転に向け、両校の学校連携の在り方について、
定期的に協議する。
3 県立高等学校の活性化(グローバル社会への対応、産業技術の高度化への対応)
○ 生徒のコミュニケーション能力の向上を図り、国際ビジネスの学習ができる国際系学科について、佐賀商業高等学校への設置を検討する。
○ 工業科、商業科、家庭科への専攻科設置は、学校現場や企業等のニーズは少なく、見送ることとする。
○ 農業科への専攻科設置については、佐賀農業高等学校のスーパーグローバルハイスクール事業の成果等を踏まえ、その必要性について検討する。
4 通信制課程の移転及び昼間定時制の導入
○ 昼間定時制の導入については、昼間定時制に係る調査の結果や、私立学校との役割分担も考慮し、見送ることとする。
○ 通信制については、現在の佐賀北高校の全日制との併置のままとし、施設について、現地において建て替える。
添付ファイル
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