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県教育委員会では、高校教育改革に係る懇話会を設置し、今年度は、新たな県立高等学校入学者選抜制度について協議しています。
このたび、第3回懇話会を下記のとおり開催しましたので、概要をお知らせします。
期日:平成30年7月11日(水曜日)
内容:
(1) 挨拶
(2) 議題
- 新たな入試制度の概要について
- スポーツ・文化芸術特別選抜について
- 一般入学者選抜について
- 第二次募集について
- 各選抜の名称について
主な意見:
(1) スポーツ・文化芸術特別選抜(仮称)について
スポーツ推進指定校に、競技実績に基づく募集枠と学校希望に基づく募集枠があるが、2つの募集枠を合わせてスポーツ推進指定として指定し、整理をしてはどうか。
学校希望に基づく募集枠で野球が対象になれば、野球を頑張ってきた子どもたちにとっては、受検を頑張ろうという意欲につながる。
特定の学校に募集枠が偏り過ぎることは、通学範囲、地域バランスという視点から見ると、どうかと思う。
県外の学校から声がかかる受検生もいるが、できるだけ佐賀県の子どもは佐賀県の学校に通ってほしい。
特色選抜試験B方式で入学した生徒は目標を持っており、成績もほぼトップである。優れた指導者の下で競技をしたいということで、遠くからも通学している。
専門高校には、園芸や工業関係など専門性を生かした部活動があるので、こうした部活動を学校が希望する可能性もある。
(2) 一般入学者選抜(仮称)について
- 1回の試験で2回評価されるということは、受検生からすればとても良い。
- 今回の制度の見直しで受検生や保護者に伝えるべきことは、中学校での日常的な努力が2回の選考で評価されるから頑張りなさいということである。
- 選考1→選考2の選考順序での選抜を行っても、結果的に学力検査を重視した選抜と大差ないのではないか。
- 選考1→選考2での選考順序での選抜の方が、魅力ある学校づくりや学校の活性化につながるという積極的な説明がしやすい。
資料