令和4年4月14日(木曜日)、年に1度、地域活性化のアイディアスケッチをするという目的で、3年生の#キセキ部の部員4人が市民の審査員の前でプレゼンし、審査員が表彰しました。プレゼン題目は、『伊万里謎解きトライアル』(伊万里を題材にしたクイズを解いてまち巡り)、『移住×マップ』伊万里への移住者に危険箇所知らせる地図作り)、『自然の力で伊万里に活気を』(伊万里の名所でキャンプSNSなしで親子会話)、『イマ恋~今イマリで恋をした』(疑似恋愛ゲーム伊万里の名所でデート)以上の4点で、4名の生徒は市民審査員を前にプレゼンし、緊張したが良い経験になったと4名とも感想を述べました。
選択授業『キセキトーク』
令和4年4月21日(木曜日)、この『キセキトーク』は、地元で活躍する社会人の講話を聞き、進路や職業についての意識を高め、地元伊万里の活性化のために活動する意欲を育てることを目的としています。#キセキ部外部顧問のいわたてただすけ氏とともに講師を選定し、7人の講師の話を2つ選択して、1・2年生全員で、総合的探究の時間に聴講しました。
講師は、株式会社くすきの杜社長の平野智也氏、木村情報技術株式会社の西地 雄大氏、映像系FUSE代表の川浪 勇太氏、伊萬里まちなか1番館館長の伊葉 聖 高氏、T rattori YaM imasaka のオーナー鳥谷 憲樹氏、一般社団法人太良と生きるの山口
一生氏、まちの大学いまり代表いわたてただすけ氏の7名です。どの講座も斬新で個性的な話をされて生徒の今後の進路を考える上で大いに刺激になったいという感想が多くありました。
くすきの杜平野社長の講義
いまりまちなかウォーキング
令和4年4月23日(土曜日)、#キセキ部が立案した伊万里の市街地の名所旧跡を、校内の3年生の生徒に希望者を募って、キセキ部の3年生5名がガイドとなって回りました。
伊万里高校生28名が参加して、伊万里陶器商家資料館、相生橋、延命橋、幸橋伊万里神社を歩いて回りました。伊万里の歴史的魅力を学ぶと共にキセキ部の生徒はガイドをする難しさとやりがいを学びました。
キセキブース
令和4年5月5日、伊万里高校やキセキ部の活動を伊万里市民に知ってもらい、まちの課題について行き交う市民と話し合い活動をすることでまちの活性化を図りたいという目的で実施しました。場所は伊万里駅前広場を借用し、パネルに美術部、写真部の作品を掲示し、家庭部の手芸作品やマスクケース、キセキ部クイズなどを展示し、一部販売しました。生徒は1年から3年まで計14名が参加しました。伊万里高校の生徒の活動を市民にしってもらうことはできましたが、初対面の市民と語り合うところまではいきませんでした。
男女協働参画『これからの伊万里を考える』
令和4年5月21日、伊万里コミュニティセンターで男女協働参画「きらめく☆いまり」ワークショップがあり、伊万里市男女協働参画懇話会伊万里プラザの会員や高校生など32人が参加しました。伊万里市の主催で市内各高校に依頼を受け、本校からはキセキ部の3年生が2人参加しました。伊万里市としては『第五次伊万里市男女協働参画基本計画』の策定に当たり、若者や企業・農業関係者などの幅広い意見を聴くために開催したとのことでした。この日のワークショップでは佐賀女子短期大学池田宏子氏を講師に招き、『男女協働参画の意識改革』、『政治・防災分野への女性の参画』などをテーマに5つのグループに分かれて意見を出し合いました。生徒の感想としては『DV防止』のテーマで『デートDV』など初めて知ったとか、いろいろな職業や立場の人と意見交換できて勉強になったなどのコメントがありました。
イマリンビーチ清掃ボランティア
令和4年6月4日(土曜日)、伊万里の名所であるイマリンビーチの海岸に木くずなどのゴミが漂着散乱しているのを見て、清掃ボランティアをし、伊万里市民に名所の環境整備をよびかけて行きたいと3年生のキセキ部が呼びかけ、3年生徒52名が応募して現地で14時から2時間海岸周辺を清掃しました。生徒個人としてのまた、キセキ部は企画運営できた達成感を強く感じていました。
令和4年度第1回伊万里高校学校魅力強化委員会
令和4年6月6日(月曜日)、本研究の目的・内容・方法を説明し、産学官の代表の伊万里市民の方に検討していただき、助言してもらう会として開きました。メンバーは7名で伊万里市教育委員会生涯学習課長
川口 幹夫 氏、まちの大学いまり代表 岩楯 忠介 氏、有限会社古伊万里酒造社長 前田 くみ子 氏、伊万里市総合政策部シティプロモーション推進課 林 飛鳥 氏、伊万里ケーブルテレビ取締役
川田 毅 氏、 伊万里市立啓成中学校長 墨谷 誠一 氏、伊万里市立伊万里小学校長 長谷川 晃三郎氏です。本校校長の挨拶後、研究主任が本研究を説明し、現況と今後について助言を頂き有意義でした。年度3回開催の予定です。
伊高寺子屋
伊高寺子屋では、市内の小学校児童は、地元の高校生に教えてもらうことで学びを深めると共に地元の高校や地域に関心を持ってもらい、高校生は地元の小学生に教えることで教える難しさややりがいを実感してもらうことを目的としています。そして地元の小学生と高校生が学びを通じて交流を深め、地域の課題にも若い力として将来活躍する土台をつくってほしいと願い、この事業を令和元年度から毎年実施してきました。
今年度は、7月30日にカブトガニ教室、習字教室、夏休みの課題教室、図画工作教室、小物製作教室を実施しました。8月6日にはカブトガニ教室、夏休みの課題教室を実施しました。7月30日には合計74名、8月6日には合計21名の小学生が参加しました。指導者の高校生も30日45名、6日は15名参加し、熱心に小学生の指導をしていました。毎年小学生やその保護者からの評価は高く、本校高校生も小学生に理解してもらうよう、言葉を分かりやすくする工夫などを行い、高校在学中に小学生に教える機会があったのはよかったなど肯定的な感想が多かったです。