続きまして３つ目、SAGĀNA Projectです。佐賀と全日空共に支え愛という企画です。
全日空さんは非常に厳しい状況で、報道にも出ていますように、5,000億円以上の赤字計上ということだとか、特に国際線が厳しくて、大型機を削減しなければいけないというふうなニュースも流れておりますように、我々のパートナーである全日空が非常に痛んでいるということを心を痛めています。佐賀県は22年ずっとお付き合いを続けてきて、特に最初の頃は有明佐賀空港が全然鳴かず飛ばずで苦しかったときに全日空はずっとずっと佐賀県を支えて、あの空港を維持して、特に東京便は２、３、４、５と徐々に需要を増やさせていただいた大切なパートナーです。あのときに全日空さんが一緒にやっていただかなかったら、今、佐賀空港があるかどうか、そういうような思いの中で、今回は全日空さんが非常に厳しいということで佐賀県は応援をしていきたいと思っています。その全日空への感謝と応援の気持ちを込めて、佐賀とANAを掛けたSAGĀNA Projectに取り組んでいます。
第１弾は、７月28日に私が機長に扮して機内音楽、今の「アナザースカイ」を流しながら全日空への応援メッセージを全庁に流したのがスタートでしたが、その後、アート県庁プロジェクトとコラボ、今、屋上でやっている「星空の庭園」、非常にこれは評判がいいですけれども、その中にも全日空が飛ぶ──こんな感じで流れて、ぜひ記者の皆さん方もこの「星空の庭園」は非常に評判がよくて、夏、秋、冬、春だったかな、順番に佐賀の景色が花とともに見られるような形になっていて、何か匂いも出てきたり、なかなかいい感じでできていますので、人気のスポットとなっています。ぜひご覧いただきたいと思います。
そして、第３弾は空の日フェスタということで、全日空機のお出迎え・お見送りをしたり、今、私がつけているＳＡＧＡ(－)ＮＡのマスクもそうですけど、そういったものを皆さんにお配りしたりというようなプロジェクトもやっております。
そして、第４弾として、羽田空港に何とか佐賀の思いを伝えて、全日空で働いている皆さん方に勇気を出していただきたいということで11月１日からこの広告を羽田空港に２枚掲出する予定です。「雨の日も、風の日も、雪の日も。佐賀の空にはANAがいました。どんな状況でも、お客様を一番に想う。その姿を知っているから、私たちも皆様の力になりたい。佐賀は、いつでもANAを応援しています。」といった形で、ここをピッとＱＲしてもらうと、いろんな応援のメッセージが追加できるようになっていて、我々が共にこれから新しい空を目指して頑張ろうという姿が出てまいります。
ということで、今、佐賀県庁には全日空さんのCAさんとかが出向で働いていただいたりしていますけれども、これから第５弾、第６弾ということで、さらに全日空とのコラボレーションを強めていきたいというふうに思いますので、ご期待いただきたいと思います。