さらに、がん検診の受診についての呼びかけです。
がんは県内の死亡原因のトップになっていて、年間約2,700人の方ががんでお亡くなりになっています。高齢化していくに従って、がんで亡くなる方も増えてくるのは一定いたし方ないところではあるけれども、我々が気にしているのは発見を早目にしていれば助かったであろう命というところ、こういったところについて残念でなりません。特に今、コロナ禍でありますので、どうしても病院に行って検診を受ける機会が減っている状況にあります。早期発見、早期治療で９割以上の方が完治しています。
私も49歳のときにがんの早期発見で、今まだ命長らえていますので、そういったことも含めて早く見つける、特に若い世代、40代、50代、60代、そういった皆さん方はぜひ検診に行っていただいて、そして、70代、80代、90代の皆さん方も、病院に足が遠くなっている皆さんもおられると聞いておりますけれども、ぜひ検査に行っていただきたいと思います。
発見が早かったおかげで子供の成長が見れたとか、術後の治療の後遺症もありませんとかいろんな声も寄せられております。
そして、今コロナ禍で２割受診者が減少しているわけでありまして、佐賀県の傑物、古賀稔彦さんもお亡くなりになったことは本当に残念でたまらないわけですけれども、その子どもたち、長男、次男、長女のみんなからも「がん検診は不要不急じゃないよ！」という呼びかけがなされております。
さらにお知らせですが、この４月から市町が実施しております胃がん検診が、今までの子宮頸がんと同様に内視鏡検査が、居住する市町だけでなくて県内どこでも受診可能になるようにいたしました。職場の近くでもいいですし、ぜひ受診をお願いします。
私も初めて受けた胃の内視鏡検査でがんが見つかったわけであります。ですので、ちょっとしたきっかけ、そういったところで命長らえることになりますので、ぜひ受けていただきたいと思います。ご相談はがんの悩み相談ダイヤルまでよろしくお願いいたします。