西九州新幹線開業記念式典・「ふたつ星4047」出発式・「イロトリドリの魅力発信フェス」に出席しました。

　また、武雄温泉駅では、西九州新幹線開業に合わせて運行開始された観光列車「ふたつ星4047」の出発式も行われました。「ふたつ星4047」は、有明海側は武雄温泉から江北、肥前浜、多良を通り長崎まで、大村湾側は長崎を出発し、県内では有田を経由して武雄温泉まで、2つの海の沿線を運行します。
　山口知事は「今日は新幹線も嬉しいが、“ふたつ星4047”が何より嬉しい。列車は早く着く楽しみもあるが、この地域はゆっくりと旅してもらいたい。西九州地域には、有明海と大村湾という2つの豊潤な海があり、海、山、陶磁器など魅力にあふれている。ゆっくりとした旅の中で、佐賀、長崎の暮らしの中から生み出されていくものを感じ、人情味あふれる西九州地域を、世界中の皆さんに味わってほしい。」と、これからに大きな期待を寄せました。
　また、この列車をデザインした水戸岡鋭治氏は、「車両外観は、青い海、青い空、青い山、白い雲、水面を走る白いヨットをイメージした。内観は、世界に一つしかないオンリーワンの車両を追求し、開放感のあるガラスと鏡を使い、また、色、柄、形、素材をふんだんに使った。この車両はまた、47年前の車両をリユースしたものであり、環境にやさしい点にも注目してほしい。ぜひ、来て、見て、乗って、人と接して、新たな旅を楽しんでほしい。」と新たに誕生した車両への想いを述べられました。

　また、午後からは、肥前鹿島駅において、佐賀県と鹿島市、江北町、白石町、太良町の長崎本線沿線1市３町の共催による「＼むしろ、これから鹿島・太良／イロトリドリの魅力発信フェス」に出席しました。山口知事は「この地域はむしろこれから。ここには、山や海の豊かな幸やHAMABARのおもてなしなど魅力的な地域資源がある。鹿島市、江北町、白石町、太良町の皆さんとともに、“ここに来たい！”と思っていただけるよう、地域を盛り上げていきたいと思います。」と、鹿島・太良地域への熱い想いを語りました。ステージでは、鹿島高校による演奏を皮切りに、太良町、江北町、白石町の皆さんによる伝承芸能や歌が披露され、雨天にもかかわらず多くの来場者でにぎわいました。

　全国から注目が集まるこの機会に、佐賀県では、武雄・嬉野のみならず、鹿島・太良などの長崎本線沿線地域、そして佐賀県全域の魅力を体感していただける様々な取組を進めています。ぜひ全国から多くの方々にお越しいただきたいと思います。

　以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。