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高輪築堤とは

明治5(1872)年9月12日、日本初の鉄道が新橋~横浜間で開業しました。総延長29kmのうち、海上に鉄道を通すために建設された約2.7kmの築堤が高輪築堤です。明治3(1870)年10月の着工からわずか2年という期間で完成しました。その立役者は、佐賀藩出身の大隈重信。鉄道開業に至るまでには、資金の問題、地元の住民や軍部の反対など、様々な困難がありましたが、大隈はダイナミックな発想力と決断力で乗り越えました。
そして、150年後の令和4年(2022年)。東京・高輪ゲートウェイ駅周辺工事の際に発見された「高輪築堤」の一部を大隈のふるさと佐賀の地に再現展示し、その志を今に伝え、未来に繋いでいきます。

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