1 日時
平成21年10月29日(木曜日) 15時00分~16時30分
2 場所
鳥栖工業高校 管理棟3階会議室
3 協議内容
1 教育目標・めざす学校像・各指導方針(案)について
2 現在の検討事項について
3 作業スケジュールについて
4 その他
4 主な意見・要望
○ 前回の委員会で出された「どんな人にも教育の場を提供するのが全日制
にない定時制の特徴だと思う。もっと定時制ならではのメリットを、前向き
に表現したような内容のものを教育目標などに加えて欲しい。」という意見
を受けて、めざす学校像に「学ぶ意欲のある者に、学ぶチャンスと環境を
提供する学校」を加えた。再編によって、職員数も増え、これまでできなか
ったTT授業や習熟度授業が可能になったり、普通科と機械・電気科の併
置により普通科にはこれまでになかった「ものづくり」という経験ができたり
するようになる。
○ 魅力ある学校の行事として「ロボットコンテスト」があるが、これはキットを
用いるので、興味があれば普通科の生徒でも取り組むことができる。コン
ピューターを用いるので、普通科の生徒にとっては情報の授業の一環とも
位置づけられる。このような経験は就職したときに役に立つ。一種のキャ
リア教育とも言える。ゲームやホームページを作成する「制作展示コンテス
ト」にも同じ事が言える。
○ 行事の案として「生活体験発表の校内審査会」があるが、生徒達が自分
自身を振り返るためにも全員にこういう発表の経験をさせたい。自分の
体験を発表し、人の体験を聞くことで、互いのことを考える良い機会にな
ると思う。
○ 「卒業生による職業紹介」や「社会人としてのマナー講演会」など、現在行
事予定にあげているものも今後の検討の結果ではキャリア教育の年間指
導計画に組み込むことも可能だろう。
○ 高校生にとって、マナーは訓練しないと身につかないものであり、「社会人
としてのマナー講習会」は必要であると考える。よく行われているのが、専
門学校から講師を招いて講習会をしてもらうという方法である。就職前の
3,4年次生にはきちんと身に付けさせてやりたい。
○ 制服については、上から下まで全て決めるのではなく、例えばブレザーだ
けとか、一部だけを決めて着用させるというやりかたも考えられる。この
やりかただと、経済的な負担が少なくなる。
○ 制服だと実習を行うときは作業着に着替えなくてはならないために、面倒
だという意見もあるようだが、着替えることで実習へと気持ちを切り替える
効果もあると思われる。
○ 今後のスケジュールでは、今年度の設置準備委員会は後2回である。本年
度中に全体をまとめ、来年度は具体的に準備に取りかかることになる。
詳細については、第3回新鳥栖地区定時制高校設置準備委員会資料およ
び 会議概要をご覧下さい。なお、これまでの設置準備委員会の会議資料と
会議概要は、下記の関連リンクでご覧になれます。