その検討結果等を踏まえ、「嬉野地区新高校再編整備実施計画」を策定しましたのでお知らせします。
1 新高校名
「佐賀県立嬉野高等学校」(さがけんりつ うれしの こうとうがっこう)
2 開校年度
平成30年度
3 設置場所、学科・定員
校舎名 | 塩田校舎(再編前の塩田工業高等学校校地) | 嬉野校舎(再編前の嬉野高等学校校地) |
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設置場所 | 嬉野市塩田町 | 嬉野市嬉野町 |
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学科・定員 | 機械科・40人 電気科・40人 建築科・40人 | 総合学科・80人 |
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※ 再編前の塩田工業高等学校及び再編前の嬉野高等学校の両校舎(校地)を利用する「校舎制」をとる。
4 めざす学校像
- 一人一人の個性を伸ばし、地域と共に歩み、未来へ向かって躍動する学校
- 心身ともに健全で、幅広い知識と高度な技術を有する人材を育成する学校
- 国際的な視野と地域を愛する心を持ち、社会に貢献できる人材を育成する学校
5 学科の特色
大学科 | 小学科 | 学科の特色 |
工業科 | 機械科 | あらゆる産業の基礎となる機械技術(設計技術・加工技術)を習得し、日本が世界に誇る各種産業の発展に貢献できる人材を育成する。 |
電気科 | 電気エネルギーの利活用など電気技術者としての幅広い知識や技術を習得し、電気・電子分野で貢献できる人材を育成する。 |
建築科 | 「木」を中心とした「ものづくり」を通して、建築物を計画、設計、施工、使用までの過程に関する専門的な知識や技術を習得し、建築・土木分野で「まちなみ」の創造・維持管理、社会基礎(インフラ)の整備に貢献できる人材を育成する。 |
総合学科 | 情報ビジネス系列 | 商業への興味・関心や理解を深めて商業に関する基本的な知識と技術を習得し、ビジネスに必要な資格取得を通じてビジネス社会に貢献できる人材を育成する。 |
観光・流通系列 | 旅行業・ホテル業の基本的な知識と技能や接客マナーの実践的知識を習得し、観光についての知識理解を深め、郷土を愛し、地域活動の推進に貢献できる人材を育成する。 |
社会福祉系列 | 介護福祉士受験資格取得を目指して福祉に関する基本的知識と技術を習得し、地域社会において福祉活動の推進に貢献できる人材を育成する。 |
6 特色ある教育活動
【「産業社会と人間」を共通履修科目として設定(1年次)】
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「産業社会と人間」は総合学科の原則履修科目であるが、これを工業科にも設定し、生徒の勤労観、職業観を育て、自己の将来の生き方や進路についての考察がより深まるような内容とする。
【専門性の深化を図りつつ、学科相互の選択科目を設定(2・3年次)】
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工業科では実習科目を増やし、「ものづくり」に関する充実を図る。総合学科では共通選択科目を履修する中で、ビジネス、観光、福祉をキーワードとした専門的知識や技術の習得を目指す。また、工業科の生徒が総合学科の設定科目を履修し、総合学科の生徒が工業科の設定科目を履修できるような教育課程とする。
【介護福祉士養成課程を設定(総合学科社会福祉系列)】
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再編前と同様に、総合学科の社会福祉系列は介護福祉士養成課程とする。これまで培ってきた実績を生かして介護福祉士国家試験合格を目標とし、地域福祉に貢献できる人材を育てる。
7 校舎制
【校舎間移動】
(1) 校舎間距離:約9km
(2) 生徒の移動
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授業での生徒の校舎間移動は行わないことを基本とするが、2・3年次の学科相互選択科目に関しては、設定する科目の教育内容や教育効果を考慮しながら、生徒移動の必要性について検討する。
- 授業、学校行事、部活動で移動の必要性が生じた場合は、バス等の手配も検討する。
添付ファイル