佐賀県と鳥栖市は、工事中の九州縦貫自動車道「小郡鳥栖南スマートIC(インターチェンジ)」の周辺エリアを対象に、「佐賀県・鳥栖市サザン鳥栖連携プロジェクト」を進めています。このプロジェクトは、交通網の更なる充実による物流の効率化や企業誘致の促進などにより地域経済の発展を図り、佐賀の輝く未来を創ることを目的としています。
「鳥栖基里大橋」は九州縦貫自動車道などをまたぐ橋で、橋が位置する県道鳥栖朝倉線(2024年3月開通予定)は、国道3号と県道久留米小郡線、そして2024年6月~7月ごろに開通予定の小郡鳥栖南スマートICを結びます。
イベントでは、山口知事、鳥栖市の向門市長、基里(きざと)小学校・中学校の児童・生徒が揮毫(きごう)した新しくできる4つの橋の銘板がお披露目されたほか、鳥栖市に住む子どもたち約50名と山口知事らが、「夢」をテーマに橋面に絵や文字を描きこみました。
山口知事はイベントに参加した子どもたちへ歓迎の言葉を述べ、「サガン鳥栖や久光スプリングスといったトップスポーツチームが鳥栖を盛り上げている。佐賀県と鳥栖市は産業団地『サザン鳥栖クロスパーク』をつくり、産業からも鳥栖を盛り上げようとしている。鳥栖の子どもたちがアスリートや医師など、いろいろな夢や高い志を持っていて、頼もしく感じた。街はただ発展するだけでなく、みんなの気持ちが込められていくことで、すばらしい場所となる。」とコメント。
高速道路や鉄道など九州内の陸路が交わる場所として、鳥栖エリアは発展を続けています。佐賀県は鳥栖市と連携し、これから新たに産業の集積地となる「サザン鳥栖クロスパーク(仮称)」の整備推進など、地域経済の発展のために取り組みを進めていきます。
以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。