今年もフェンシングエペの日本ランキングを争う戦いが、ここ、佐賀県で開催されます。
出場される選手の皆様、関係者の皆様、ようこそ佐賀にいらっしゃいました。心から歓迎いたします。
東京五輪で世界の頂点を極めた、日本のトップフェンサーが集う大会を開催できることを嬉しく思います。
3回目を迎える今大会は、会場をSAGAアリーナに移し、客席からより間近で、エペならではの戦略的かつダイナミックな剣さばきを見ることができるようになりました。
ポイントを制する一瞬一瞬の動きとランプの光から目を離せない、スピード感と臨場感がある大会になることと思います。
選手たちが、この真新しいアリーナでそれぞれの持ち味を十二分に発揮し、しなやかに躍動される姿を楽しみにしています。
佐賀県では、「SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想」のもと、佐賀から世界に挑戦するトップアスリートの育成を通じて、スポーツを「する」「育てる」「観る」「支える」といったスポーツ文化の裾野を拡大し、スポーツのチカラを活かした人づくり、地域づくりを進めています。
フェンシング競技においても、2020年、アスリート発掘や育成に向けて、日本フェンシング協会との連携協定を締結しました。
この大会前にも、今月中国・杭州で開幕するアジア競技大会に向けた、フェンシング日本代表選手団の合宿が県内で行われています。
佐賀県は今後も、「フェンシングの聖地・佐賀」を目指して選手たちとともに歩み続けます。
結びに、今大会開催のためにご尽力いただきました日本フェンシング協会の千田会長をはじめ、佐賀県フェンシング協会の中野会長、全ての関係者の皆様に深く感謝申し上げまして、ごあいさつといたします。