2020年6月にJR佐賀駅前にオープンした観光・県産品の情報発信拠点「SAGA MADO」で開催された第1部「これからの伝統工芸と作り手たち」では、「SAGA MADO」などを監修したmethod.inc代表の山田遊(やまだ・ゆう)さん、畑石修嗣(はたいし・しゅうじ)さん(畑萬陶苑)、谷口弦(たにぐち・げん)さん(名尾手すき和紙)、松本奈緒子(まつもと・なおこ)さん(佐賀県窯業技術センター)と対談。
山口知事は「知事になる前から、デザインの力で「モノ」や「コト」の価値を高められると実感していた。期間限定レストラン“USEUM SAGA”、スマホで絵付け体験ができるiroe(いろえ)アプリなど、伝統工芸を時代に合わせて多方面から磨き上げてきた。引き続き、佐賀の『本質的価値』を守りながら未来へ繋げるよう、伴走していきたい。」とコメント。
佐賀市歴史民俗館・旧古賀銀行内の浪漫座で開催された第2部「デザインから考える佐賀の未来」では、グッドデザイン賞2023の審査委員長を務めたパノラマティクス主宰の齋藤精一(さいとう・せいいち)さん、原田祐馬(はらだ・ゆうま)さん(UMA/design farm)、樺島賢吾(かばしま・けんご)さん(レグナテック)と、「さがデザイン」やSAGAサンライズパークへの想い、そしてデザインから考える佐賀の未来について語り合いました。
山口知事は「『コンセプト』を大切にし、事業に『一貫した軸』を通すことが重要という私の考えを具現化したのが『さがデザイン』。政策的な企画立案をする場合もすべて『さがデザイン』の視点に立ち、明確なコンセプトを持ってデザインすることで、よい政策もできると信じている。」「県民の皆さんと一緒に『デザイン県“さが”』をつくっていきたい。」と語りました。
皆さんもぜひ、人のくらしやまちを豊かにする「さがデザイン」に触れてみてください。
以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。