「江藤新平 没後150年特別展」にご来館いただきありがとうございます。
江藤は、明治2(1869)年末から4年間にわたって政府の中枢部にあり、明治維新後の新しい近代国家設立に向けた諸制度の立案策定に非凡な手腕を発揮しました。
この時期に創出された国政上の主要な法制度づくりに関わってきた江藤に、150年の時を経た今、再び光を当てることでこれまで知られていなかった真の姿が見えてくるのではないかと思います。
「江藤さん、お待たせして悪かったね。」との思いも込めて、この特別展では、今に続く江藤の業績の数々、志や思いにも切り込み、江藤の”真実”とは何だったのかを明らかにすることで、その崇高な志を未来へつないでいきます。
激動の時代において、国民のためにという信念を貫き奔走した江藤に思いを馳せ、どうぞ「江藤の真実」にふれてください。
最後になりましたが、特別展の開催にあたり、ご協力をいただきました関係者の皆様に心からお礼を申し上げます。