県内には、様々な理由で義務教育を修了せずに学齢期を経過した方や、不登校などで十分な教育を受けられないまま中学校を卒業した方、日本の義務教育を受けたい外国籍の方など、様々な方がいらっしゃいます。
そういった方々の学びたいという希望をかなえるために、佐賀県立彩志学舎中学校は、国籍や年齢を問わず、誰もが義務教育を受けられるよう、県内初となる夜間中学として佐賀県立佐賀北高校通信制校舎内に開校しました。
「彩志学舎」という学校名には、生徒の個性や多様な価値観を尊重し、一人一人が志をもって、学びの喜びを感じてもらえる学校を目指すといった思いが込められています。
記念すべき第1期生として、10代~70代までの15名が新たな一歩を踏み出しました。
山口知事は、入学をお祝いする言葉とともに「学ぶことは、一生を通じて価値がある大切なこと。彩志学舎中学校には、それぞれの学びがあっていいと思う。一緒に成長し、みんなで学校をつくり上げていってほしい」と挨拶しました。