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「名尾手すき和紙」新店舗(直営店)及び新工房落成式が行われました。

最終更新日:
 6月15日(土曜日)、佐賀市大和町名尾にある「名尾手すき和紙」(谷口祐次郎代表)新店舗及び新工房落成式が行われ、山口知事が出席しました。

集合写真

知事挨拶時
 名尾手すき和紙は、300年以上の歴史を持つ佐賀県の重要無形文化財です。和紙の一大産地であった名尾地区には、昭和の初め頃まで100軒以上の和紙工房があったそうですが、現在では、谷口家1軒となり、その伝統を大切に守り続けていらっしゃいます。
 名尾手すき和紙は、通常、和紙の原料として用いられる楮(こうぞ)ではなく、名尾地区に自生する楮の原種「梶の木」を使用していて、薄手でも丈夫な紙ができることから、提灯紙をはじめ、神具や民芸品、さらには文化財の修復など幅広く重宝されています。

令和3年8月豪雨災害により、工房と直営店が被災し、昨年8月に工房が移転オープンしました。

そしてこのたび、職人による製造工程から製品までを一貫して体感してもらえるよう工房に隣接した直営店が移転オープンしました。

直営店「KAGOYA(かごや)」では、和紙や梶の木を用いた製品の販売や職人による作品の展示・販売、100種類の和紙を用いた100種類の使用事例の紹介もされています。


見学の様子
 山口知事は、落成のお祝いを述べるとともに、「誇りが受け継がれたこと、谷口家が紡いできてくださったことに感謝している。今年開催されるSAGA2024の表彰状にも使われる。名尾手すき和紙がずっと続いていくことを願っている」と挨拶しました。


 佐賀県では、これからも名尾手すき和紙をはじめ、佐賀が誇る伝統工芸の灯火を未来へつないでいけるよう様々な取組を進めていきます。


 以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。

 
外観
 

 

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