第61回全九州ろうあ者スポーツ大会がここ佐賀の地で盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。
九州各地からお越しいただきました皆様、ようこそ佐賀にいらっしゃいました。心から歓迎いたします。
また、大会開催に向けてご尽力いただきました関係者の皆様に深く敬意を表し、感謝申し上げます。
今年、「すべての人に、スポーツのチカラを。」を掲げて佐賀県で開催する「SAGA2024」(第78回国民スポーツ大会・第23回全国障害者スポーツ大会)に向けて、日々、アスリートの皆様が研鑽を積まれています。
大会を支えるボランティア(サガンティア)の方々も研修会やリハーサル大会等を通じて、アスリートの方々を迎える準備を進めていて、開催まで残りわずかとなったことを実感しています。
佐賀県内ではソフトボール競技において、全国障害者スポーツ大会への出場を目指す知的障がい者のチームとこの大会にも出場される聴覚障がい者のチームが交流試合を重ね、ともに高め合っているとお聞きし、嬉しく思いました。
きっと、この大会においても人々の胸を打つ数々のドラマが生まれることでしょう。
佐賀県は、誰もが自分らしく心地よく過ごせる佐賀らしいやさしさのカタチ“さがすたいる” に取り組んでおり、県内各地、様々な場面でその取組が広がっています。
この大会やSAGA2024はもちろんのこと、2026年に佐賀県で開催される「第60回全国ろうあ者体育大会」でも、私たちは“さがすたいる”で皆様に寄り添いながら、聴覚障がいのある方のスポーツ活動のさらなる盛り上がりを支えていきます。
障がいの有無、年齢や性別に関わらず、みんながお互いに慈しみ合い、自然と支え合うことができる未来へ、これからも力を尽くしてまいります。
結びに、本大会のご成功と、アスリートと関係者の皆様の今後ますますのご健勝とご活躍を祈念して、お祝いの言葉といたします。