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SAGA2024 国スポ・全障スポ

最終更新日:

 皆さんおはようございます。今日は発表項目が3項目あります。よろしくお願いいたします。

 まず、SAGA2024の話です。

 国スポの開会式まで78日ということですが、実は我々、会期前競技というものが、佐賀の場合、非常に多くなっています。ご案内のとおり、国スポ期間中のホテルの使用人員も含めて、ぜひ多くの皆さんに佐賀を味わってもらおうということで、幅広く会期前競技を設定していることもあって、48日ということで非常に近くなってまいりました。20市町と緊張感を持って準備を進めていきたいと思います。

 さて、改めて佐賀の国スポというものについてどういうことに気をつけて考えていたのかと。我々、全国知事会などが国体、国スポの定義の在り方について検討する前から、新しい大会にしようと、もとより違ったコンセプトでやっていこうということはずっと準備をしていたわけです。その一端を紹介したいと思います。

 まず、施設整備の在り方についてですが、我々は大会のその先にどう生かすかといった観点を大きく考えました。もちろん、先催県のいろんな状況も調べさせていただきましたが、これまでの国体開催県は国体自体をどう成功させるかというところに着眼があったと私らは思っておりまして、その後にどう生かそうかということで、これまでのコストで、我々として採用しなかったこととも含めて、この右側に書いてあるんですけど、例えば、開会式会場に屋根は増設しないことにしました。これは、やはり開会式を運営するために各都道府県は屋根を全面に覆ったりするところが多いんです。ところが、その開会式1日のために巨額の経費をかけるのはどうかということを工夫したり、あと、近隣施設を一会場とみなす運用をして、近い会場であれば、一会場とみなしてもいいんじゃないかということを国スポ事務局のほうに話をして、それを認めてもらったり、例えば、アクアであれば、飛び込み台については、例えば、栃木県などは、屋内にしていることによって、屋根の高さが非常に高いプールになっているんです。飛び込み台も収容するようになっているので。そうすると、その後の、大会後の維持管理経費が、空調コストとかが非常に高いものになるので、こちらのほうは外に出させていただいたということだったり、馬術含めて、仮設で多額の経費、それこそ8億円から10億円とかかかる、その後、大会が終わったら壊すようなものであれば、これは何て言うんでしょうか、コストがかかるので、ここは本当は県内でやりたかったけれども、県外競技を4つ採用したりして、県外でやるものも含めてコストを軽減することに工夫をしたりすることによって、そういったお金をどうしようかということでやりたかったことがSAGAアリーナであり、SAGAアクアであるんです。なので、これからも様々な、県民の皆さん方が歓喜していただけるようなハード整備、そして、多くの、世界の様々な皆様が合宿に来ても十分対応できるような、世界基準の施設を造るということによって、むしろ国スポ・全障スポのその先に楽しみが、県民が味わえるような、そういった設計をしたわけでありまして、ぜひ、私が言うのもなんですが、これから国スポをやられるところについては、あらかじめそういう、その先を考えたようなことを意識してやれば、非常にこの国スポ・全障スポが自分の県にやってくるというところは大変、それを生かせると思いますし、それを生かせるかどうかは地域次第だ私は思っています。

 なので、佐賀県は国スポ・全障スポをやったら次にいつやるか分かりませんけれども、こうやってやりたいと思っているので、手挙げ方式でやったら別にやりたくない県はやらなくてもいいと思うんです、国スポ・全障スポ。みんなでやりたいと思うところが順番にやっていくということでいいんじゃないかなと思っています。

 ということと、大会運営についても様々な盛り上げを行おうということで、新しい大会ですので、自由で楽しさあふれる選手団の入場方式ということで、今回、47都道府県がどういう入場行進をするのかということも、私自身も楽しみです。全く今想定できない、どんなふうになるのかな。要はバックステージから、だーっと前にせり上がってきて、ポーズを取るようなスタイルになろうかと思いますが、ぜひ楽しみにしていただきたいと思いますし、競技会の動画配信ということで、配信数を2倍に増やして、全国で観戦できる、みんなにも知ってもらえるような、そんな大会にしたい。そして、初めてナイトゲームを開催して、仕事帰りにも観戦していただけるようにということで、時代は変わってきました。もう本当に共稼ぎの家庭がほとんど多くなってくる中で、夜に、今までのように昼間ではなくて、夜に仕事帰りに観戦するということもあっていいんじゃないかというふうなことで、初めてナイトゲーム、表彰も個人表彰といったところに非常に多くのスポットが浴びるように、そして、Sagantier!(サガンティア)という、いわゆる大会ボランティアも一緒にゲームをつくっていく、ゲームズメーカーなんだという位置づけで、みんなで盛り上がるようにしたり、アスリートメニューについても、大会だけではなくて、大会後もスポーツアスリートがこういったものを活用しながら、お子さんのためにおいしい食事を作ったり、そういう汎用性があるようなメニューを開発することにしました。

 さらに、大会はあくまで通過点ということで、我々の場合は国体局とかそういうんじゃなくて、SSP推進局というSAGAスポーツピラミッド構想というものを実現するための一環としてこの大会を位置づけているということでありますので、メンターさんもその後も佐賀で県内企業にこうやって就職していただいて、そのまま過ごしていただけるようなしつらえにしてあります。そうしたことで、この大会は一つの大会として、その後にチームSSPが全国を制覇するとか、プロリーグが制覇するとか、中高校生が全国制覇するとか、佐賀発のスポーツビジネスが市場を席捲するとか、そういう様々なところでこのスポーツビジネスというものが、そして、佐賀がスポーツによってまちづくりを成功させていくという姿の一つのポイントとしてこの大会を位置づけるということを我々はやっているわけであります。ですので、国スポがなくなっても、SSPという当局は残って、さらにレガシーを活かしていくという形になろうかと思います。

 ということで、SAGA2024のニュートピックスをいくつか紹介します。

 まずは、8月21日の18時からSAGAアリーナで国スポ、全障スポ52競技の選手が約1,000人集結して、これがみんなが集まる本当に大きな機会、なかなかそれぞれのスポーツをやっているので集まる機会はないんですが、みんなで盛り上げる大きな機会になって、佐賀県選手団頑張るぞという結団式にしたいと思っています。

 そのほか、新しい表彰制度については先ほども申し上げましたけれども、1位から3位はメダル、4位から8位は記念品付きということ、それから全障スポについては一緒に戦う伴走者だったり、ボッチャであれば、隣で器具を調整するサポーターとか、そういった人にもメダルを与えるということを考えておりますし、これまでは都道府県対抗という意味合いが大きかったわけですけれども、そのほかに新記録の表彰、MVPの表彰、最高得点者、それから団体表彰しかない競技における個人優勝、さらに全障スポにおいてはチームで感謝を伝えたい選手に対して賞を送る。そして、その賞は佐賀県の市町の特産品だったり、市町の特産品PRも兼ねて行うことによって佐賀らしさを出していきたいと思っております。

 ということで、非常にスポーツが、単に都道府県対抗だけではなくて、いろんなところでみんなに輝きが、スポットが浴びるような、そんな大会であればいいと思います。

 そのほか、みんなで応援しようということで、佐賀県選手をブルーアイテムで応援しようという企画をみんなやるそうです。こういうのがいっぱいあるんで。例えば、(メガホンを取り出す)「ゴーゴー佐賀」、結構大きい感じですか。私もこれを聞いて、すごいなと思ったんですけれども、こんなような感じでみんなで応援をする、青いグッズをいろいろ持ってということでありまして、いろんな市町でこういった姿が繰り広げられるかな。観戦ガイドブックも、できるだけ初心者に分かるような分かりやすい説明を心がけています。どうしても、競技団体のやつをそのまま貼り付けると難しくて、まず、どんな競技なのかというのが分からないので、素人目線で観戦しやすいように、それから、我々の「SAGATOCO」についても9月5日からは「SAGA2024スタンプラリー」というバナーを貼りまして、そこをクリックして、いろいろ回るとスタンプラリーができるように、佐賀県は市町が狭いので、自分の市町だけじゃなくてほかの市町も行って様々なスポーツを楽しんでいただきたいなと思っております。

 さらに、eスポーツの聖地にしたいという取組です。

 SAGA2024の文化プログラムとして、12月14日と15日については、SAGAアリーナで開催します。こういったNBA級のアリーナでは初の開催になりますので、みんなすごい楽しみにしていて、大型ビジョンや音響、迫力ある映像や光の演出でeスポーツの聖地を佐賀にしたいなと思っております。

 競技は4種で、「ぷよぷよ」「パズドラ」「eFootballTM」「Identity(5) 第五人格」、この4種目で行うということであります。

 詳細は大会公式サイトでお願いします。

 続きまして、今回のパリオリンピック・パラリンピックがあるわけですが、今まで佐賀県ゆかりの選手はロンドンで3名、リオで5名、東京で15名、今回16名ということで、東京オリンピックは地元開催だったので多かったわけですが、それに匹敵するような出場者数ということになります。みんな佐賀で頑張っているメンバーなので、熱い応援をお願いします。

 ということで、前例のない新しい大会にしたいと思っておりますので、いろんなことが起きると思います。でも、終わったときには、いろいろあったけど楽しかったねという、そんな大会を目指したいと思います。よろしくお願いします。

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