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SAGA DESIGN AWARD 2025の表彰式に出席しました。

最終更新日:
表彰式の集合写真

2月8日(土曜日)、SAGA DESIGN AWARD 2025表彰式を開催し、山口知事が出席しました。

佐賀を心地よくする「デザイン」を発見し、讃え、県民の皆さんに広く知っていただくためのSAGA DESIGN AWARD 2025。佐賀県内で生まれた取り組み、場づくりといった「プロジェクト」のデザインを募集したところ、94件もの応募がありました。

厳正な審査を経て入賞プロジェクト12件と、さらにその中から大賞1件、優秀賞5件が選ばれました。大賞に選ばれたのは、肥前吉田焼(磁器)の窯元である株式会社224(精成舎)(嬉野市)が製造した「地球の環境を守り持続可能な生活を生み出す器『うづら』」でした。

大賞受賞の「うづら」


窯業は元来、山を削り、石や土を掘り、焼成の際に二酸化炭素を排出する産業です。

この度、環境負荷の低い新たな素材の新陶土「晟土」(せいど)を開発され、それを用いた器「うづら」が誕生しました。「晟土」という名前には、日本の窯業にとって、明るい未来をもたらすものとなるようにという祈りが込められています。

通常の磁器製造では、高い技術を持つ窯元であっても約10%の不良品が排出されますが、製造方法を一から見直した「うづら」の良品率は99%。さらには排出される二酸化炭素量はなんと通常の40%に抑えられています。その小さな器に込められた技術力と職人技、そして循環社会と地域を大切にして次世代に繋げていくという壮大なコンセプトが評価され、大賞に輝きました。


知事が挨拶をする様子

知事は「デザインとは何か、ということは定義づけられることではなく、人の熱量次第で新しい発想が生まれたり、形が変わったりするもの。今日ここからはじまるSAGA DESIGN AWARDをこれからみんなで一緒に成長させていきたい。」とコメントしました。


 佐賀県では、行政の施策を「デザイン」の視点で磨き上げ、人のくらし・まち・地域を心地よくし、豊かなものにする取組を行っています。

 その一環として開催したSAGA DESIGN AWARDのロゴデザインは、佐賀の語源になった「栄える」の漢字をもとにデザインしたものです。熱くて青い炎のように情熱を燃やすイメージと、佐賀の未来をつくる青い果実が実るイメージからつくられています。

 この地から生まれる新しい取組やプロダクトを発掘し共有できるよう、

県では今後も「デザインを楽しむ」機会づくりに力を入れてまいります!

 
SAGA DESIGN AWARDのロゴ

受賞プロジェクトの展示会は2月16日(日曜日)まで九州佐賀国際空港で行っており、どなたでも自由に観覧いただけます。

その後2月18日(火曜日)から2月24日(祝・月)の期間、佐賀女子洋画研究所(佐賀県立博物館東側)で展示します。各プロジェクトにかける思いに触れにぜひお越しください。

 

SAGA DESIGN AWARD 2025については下記URLをご覧ください。

 https://saga-design-award.jp/

 

 以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。

 

 


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