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日本を代表する銘茶 佐賀県の「うれしの茶」

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  2点目は、今日は、うれしの茶の話をしたことはあまりなかったと思うんですけれども、改めて、佐賀県のうれしの茶の話題について触れさせていただきたいと思います。

 一言でいうと、佐賀県はお茶の産地ではあるんですけれども、そんなにロットが大きいわけではありません、鹿児島県や静岡県のように。佐賀県のうれしの茶の勝負どころは、その質であり価値です。茶の栽培に適した中山間地が広がっておりまして、8割超が被覆栽培ということ。日光が当たらないように、まろやかさだったり甘みとかを凝縮できるような、そういう細工がしてあります。うまみ、甘みを蓄えるわけです。手間を惜しまずに栽培して、最高値がぐっと毎年上がっているということもありますし、全国の品評会でも2年連続2部門制覇、部門が2つあるわけですけど、両方を制覇した。産地賞1位も嬉野市ということで、毎年その価値というものは品評会のほうでも認められているという状況であります。

 生産力を強化するというのは、嬉野のほうに佐賀県は茶業試験場というのがあって、そこを中心にみんなで品種転換の支援だったり、工場の集約支援だったり、技術の向上、様々な工夫をしています。そこと併せて、本当にすばらしいなと思うのは、ここにありますグリーンレタープロジェクトとかティーツーリズム、これは全く行政主導じゃなくて、民間の皆さん方が自分たちの価値を最大化するためにどうすればいいんだろうかということを一生懸命考えてやった施策で、いや、もう私はすばらしいなと思って、県も応援したいなという事業です。

 1つは、グリーンレタープロジェクトということで、各農家こだわりのお茶を一煎分の個包装にして、パッケージにもこだわって、ミヤザキケンスケさんなんかも一緒にやっていますけれども、手紙のように、大切な人へ贈ってほしいということであります。

 この個包装というのは、一つの佐賀県の最近では特徴になっていて、ノリなんかもそうですけど、昔は大量にどーんとお歳暮とかで贈るパターンだったんですけど、最近はちょっとポッケに入れて、小さなプレゼントみたいな形でおしゃれにやるほうが、ようかんもそうですよね。

 ということなので、こういったことの事業をやったりとか、お茶を一番知っている生産者が自ら茶畑において(茶を)楽しむ(体験を提供する)という、このティーツーリズムという施策、考え方、こういったことも非常に、お茶の価値を最大限生かした形でのやり方というのが非常にいいなと思うので、こういったことというのを我々も一緒になって後押しをしていくということをさらにやっていって、SNSなどもありますので、嬉野のお茶の価値を最大限引き出すような政策をやっていきたいと思っております。

 ということで、27年ぶりに令和8年度に第80回全国お茶まつりを佐賀県で開催したいと思います。お茶関係の皆さん方が2万人超集う祭典でありまして、先ほど言った品評会などもここで行われるわけであります。8月ですね、全国茶品評会、そして入札販売会、式典、様々なことを、この佐賀を中心に来年行っていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いしておきます。盛り上げていきたいと思います。

 こうやって見ると、いろんなお茶を生かす取組というのは佐賀県が今、黄金の茶室もそうですけど、行っております。

 佐賀の誇り、うれしの茶をますます盛り上げていきたいと思います。これは冷茶というのかな、おいしいですよ、うれしの茶。皆さん方、これから暑くなってくるので、うれしの茶を冷茶で飲むって、うひょーっと思うくらいおいしいので、ぜひそれぞれの事業所さんにポットというか、置いていただくといいかなというふうに思います。


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