6月17日(火曜日)、2026年サッカーワールドカップのアジア最終予選の日本代表に選出された、鹿島市出身の平河悠(ひらかわ ゆう)選手が山口知事を表敬訪問し、日本代表への意気込みを語りました。

佐賀県生まれの選手が日本代表に選出されるのは、副島博志(そえじま ひろし)選手以来、45年ぶりの快挙です!
平河選手は、鹿島市立明倫小学校、鹿島市立西部中学校、佐賀県立佐賀東高等学校と佐賀県内で過ごし、山梨学院大学でサッカーの技術を磨きました。大学在学中に、当時J2のFC町田ゼルビア(東京都)でJリーグデビュー。去年からイングランド2部リーグのブリストル・シティFCでプレーしています。今年6月5日に行われたワールド杯アジア最終予選のオーストラリア戦では、日本代表として初めてフル出場し、スピードあふれるドリブル突破や左右両足から繰り出される正確なキックで攻撃に勢いをつけ、存在感を見せました。
平河選手は「代表に選ばれたことはスタートライン。佐賀県で育って、サッカーもやってきたので、良いニュースを届けられるようにパフォーマンスを上げていきたい」と地元への感謝とさらなる飛躍への抱負を述べました。
一緒に県庁を訪問した、佐賀県サッカー協会の福岡淳二郎(ふくおか じゅんじろう)会長と母校・佐賀東高等学校サッカー部の蒲原晶昭(かもはら まさあき)監督は、「高校時代からのスピードに加え、大学で身体ができあがりフィジカルの強度が増したことで一気に才能が開花した」と、教え子の成長を目を細めて語りました。朝練の大変さなど思い出話にも花が咲き、和やかなひとときとなりました。

山口知事は「平河選手のプレーはみんなに勇気を与える。子どもたちには、自分で自分の限界を作らずに、平河選手のように努力を続けてほしいと伝えている。これからも佐賀県民みんなが楽しみに応援しているので頑張ってください」と激励のことばを贈りしました。
佐賀県、鹿島市のパワーを胸に「スポーツのチカラ」を世界に届けてほしいですね。
世界の舞台で躍動する姿が楽しみです!
佐賀さいこう!平河選手さいこう!
以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。