男女共同参画は組織にイノベーションを起こし、生産性を向上させるために必要なことと確信しています。
そして、性別だけではなく国籍や年齢、障害の有無など多様な人材が集まることで、様々な視点や考えが融合し、それまでになかったアイディアや変化を生み出していきます。
佐賀県庁では、ダイバーシティが組織を強くし、社会を変えていく大きな力になると考え、様々なキャリアを持った人たちを全国から採用しています。
現在中途採用率は、他県が平均約3%であるのに対し、本県はその4倍の約12%と全国トップであり、それぞれの分野で力を発揮しています。
また、施策の1つとして、誰もが楽しく子育てできるよう「子育てし大(たい)県“さが”」プロジェクトに取り組んでおり、マイナス1歳からのイクカジ推進事業では、父子手帳の配付や夫婦の家事ギャップ解消セミナーなどを通じて家事・育児への意識改革を進めています。
こうした施策の効果もあり、2020年「イクメン力全国ランキング」第1位に輝きました。
コロナ禍において従来の手法や枠組みが見直される今こそ、1人1人の個性や経験を大切に、互いに認め合い、意見を交わせる環境を醸成し、より良い社会に変えていくチャンスではないでしょうか。
男性、女性にかかわらず、「人」を大切に、全ての人が輝く佐賀づくりをこれからも進めてまいります。