本日、有明海沿岸道路「佐賀福富道路」が佐賀から福富までつながります。
これまでご協力とご尽力をいただきました地元関係者の皆様に、心から感謝申し上げます。
この区間を流れる六角川では、古くから渡し舟によって人や物が往来していました。
昭和30年に開通した住ノ江橋は、人や物の流れを一気に増やし、産業や暮らしを支え、また、ふるさとのシンボルとして、朝な夕なに美しい風景をつくりあげ、人々の心に刻まれてきました。
私にとっても、住ノ江橋はふるさと福富を想うシンボルでもありました。
そして、このたび開通する六角川大橋もまた、新たな時代の新たなシンボルとして、物の流れを加速するだけではなく、私たちの想いや命をつなぐかけがえのない道となっていくことでしょう。
こうした願いを込めて、私は、開通記念のモニュメントに「想いをつなぐ」と刻みました。
それぞれの時代を生きた人たちの様々な想いが、「道」によってつながり、新たな時代はもうすぐそこです。
次なる目標は「Tゾーン」。
そこから大川、鹿島方面への東西延伸、そして小城、唐津方面への南北延伸に、県民の皆様の“想い”をつないでいきます。
これからは、構想力や想像力をもって、地域の振興や発展にこの道路を活かし、また、県民の皆様が夢と希望を持ち未来に向かって走れるよう、有明海沿岸道路の整備に一層力を尽くしてまいります。
今日という、この歴史的な日に乾杯!