○毎日新聞
二つ目の新幹線ですけれども、与党検討委員会の結論が参院選の後に先延ばしになりましたけれども、その参院選後、結論が出るに当たって、どのように臨んでいこうというふうにお考えでしょうか。
○知事
我々は、これは常々申し上げているように、フル規格、ミニ新幹線に絞られているという違和感を覚えております。これまでもスーパー特急、それから、フリーゲージトレインということについては合意してきた。だから、スーパー特急でやればいいじゃないかという意見もありますし、フリーゲージトレインの開発を待てばいいんじゃないかという意見もあるし、場合によっては乗り継ぎ方式をもうちょっと見てもいいんじゃないかという意見もある、そういう幅広い意見があるんです。
そういう中で、全く白地に近い、全て佐賀県内の区間なので、その区間について全く新しい話である、そして、多額の財政負担が伴う、そして、我々にとって命綱である在来線がどうなるかわからないという状況の中で、早急に短い時間で何かが決められるということに関しては非常に違和感を感じます。