○読売新聞
もう一点、別のテーマでお聞きします。
オスプレイの配備計画の関係ですけれども、漁協の支所への説明、防衛省の知事がつなぐと言った説明が12支所で行われまして、ある程度、終了したのかなと。その一方で、27日からはノリの種つけが始まりまして、昨年、知事がいいノリをつくってもらおうというお話をされた観点からは、これからの協議というのは難しいのかなという印象を持っていますけれども、これからの進め方についてどういうふうにお考えでしょうか。
○知事
協議の申し入れを行った後、防衛省さんから各支所への説明をしたいという話を受けて、我々も協力をしながら、今、15支所中12支所で説明の場が設けられたと、このことはよかったと思います。特に、計画の内容、それから環境保全対策など、さまざまな説明を聞いていただいて、議論も深まってきたと思います。ぜひ残りの3支所についても、これからさらにそういった場がつくられればいいなと思いますけれども、我々はそういった各支所への説明の状況をしっかり注視しつつ、有明海漁協と誠意ある協議をしていきたいと思っております。
○読売新聞
改めてですけれども、漁期中の対応ということについてはどういうふうにお考えですか。
○知事
たしか德永さんが、あまり漁期にこだわらずに対応するとおっしゃっていたと思います。もちろんノリが最優先です。ノリの作業が最優先だけど、その中で協議することがあるとすれば対応いただきたいなと思います。