○日経新聞
新幹線についてお伺いしたいと思います。
赤羽大臣と1対1でできれば話をしたいという話を先日されていましたけれども、国交相との面会が今月下旬という話も出ていますけれども、ここら辺の決まっているところがあれば教えていただきたいんですけれども。
○知事
私は10月の下旬で調整していると聞いておりましたが、今、赤羽大臣も災害対応で大変だと思いますので、その辺も踏まえて最終的に日程がセットされるんではないかと思います。
○日経新聞
もし面会が実現した場合は、知事は常日ごろおっしゃっているように、佐賀県の立場を新しい大臣に知ってもらうと、そこがまず基本で、そこから忌憚のない意見交換をということだと思うんですけれども、大臣のほうからゼロベースからという話が出た場合には、そこはかなり突っ込んだ話をされるお考えはあるんでしょうか。
○知事
我々はゼロベースというか、本当に前ここに5つ出しましたけれども、全ての可能性について。この赤い線が狭軌です、ここね。いわゆる線路の幅が狭いやつです。この緑と白のぐりぐりっとしたやつが標準軌なんですね。この黒い二股が入っていると高架とかでフル規格っぽいやつで、上に上がった、わかりますか。そうすると、我々が言っているスーパー特急とか、フリーゲージとか、リレー方式、この3つは我々が合意しているので、どうぞと言っているやつですね。ここの武雄-新鳥栖間が赤い線、狭軌なんです。狭軌であることがわかりますよね。それであればということなんですね。だったら、例えば、フリーゲージで新大阪まで結ばれるなら何とかぎりぎりいいかなとかいろんなことを言ってきたのは、全てここがこの線だからです。ちなみに、ミニとフルは、これを見てください。全く違う形式ですね。ですので、今お話があったゼロベースからということというのは、これは全部を、こっちも含めてゼロベースということであれば、我々にとってみるとじっくり時間をかけて議論することは拒否していないので、そういうことかどうかというところが極めて大事だと思っています。
ですから、ゼロベースが与党が決めたようなこれを考えるためにつくるような、そんな協議では我々は応じられないと言っているので、そのあたりの見きわめをさせていただきたいということだと思います。
■新幹線西九州(長崎)ルート資料(PDF:109.9キロバイト)