皆さんおはようございます。今日もよろしくお願いします。
まず、私のほうから幾つかお話をさせていただきたいと思います。
現在、新たな感染者の発生がない状況が続いておりまして、5月5日から出ておりませんので、23日間、新たな陽性者がないという状況が続いております。
ここを見ていただきますと、入院者とホテルで、一番多いときには30人を超えておりましたけれども、現在は7足す3で10人ということになりまして、こっちを見ていただきますと、こちらのお二人は再陽性でしたから、徐々にいい感じで県民の皆さん方のご協力をいただきながら、チーム佐賀、オール佐賀で頑張っている、その結果が出ていると思っています。
ただ、もう皆さんご案内のとおりです。この4、4、6、2、8の中で、北九州市さんが3、3、6、2、8ということであって、そのほとんどが感染経路が追えていないということで、昨日の8人も、4人の方は追えていないというふうに聞いています。
記者の皆さん方も我々と一緒に47ケースを追ってきたので分かっていらっしゃると思いますけど、リンクが追えない、ケースが追えないということの不安というものは共有できると思うんですね。ですから、本当にこの北九州市さんの動向というのは目が離せないということだと思っております。
第1波のときも、九州の中におきましては、私の記憶だと北九州市さんで感染が発生して、それが徐々に福岡市、そして熊本、そして大分でクラスター、そんなような流れであったと思います。ぜひ九州として、その轍を踏まないようにしっかりと取り組む、北九州市さんにもしっかり支援をしていくと、そういうことが大事なんだろうと思っております。
ということで、また佐賀県に戻りますが、佐賀県はこのメリハリをしっかりしていきたいと。これから新型コロナウイルスというものと常に向き合いながら対応していくために、今、たしか北九州市さんは、またできるだけ家にいてくださいという話をされていると聞いておりますけど、そのような局面になることもありますし、休業要請ということも当然頭の中に入れないといけないというところと、そうでないときは、支え愛、そのときには大変多くの方々が痛むので、そういう人をみんなで支え合うという局面のスイッチというものが大事だと思っていますが、今、本県ではこの支え愛を活動していただくという局面だと思っておりますので、ぜひ今苦しんでいる皆さん方を支えていただくということが大事だろうと思っています。
ということで、「SAGAナイトテラスチャレンジ」というものも実施させていただきました。いろいろ取材もいただきましてありがとうございます。いろんな意見があると思います。今回ここだけでやりましたけれども、県内いろんなところでそういったところを実証してみてはどうかという話も聞いておりますので、まさに社会実験ということだと思っています。
これは、その評判ですけれども、もちろん行っている人は大体よかったと言うものですから、これは眉唾物なんだけど、よかったと言う方も──もちろん、いろんな意見があります。もうちょっとヨーロッパみたいなにおしゃれにできないのかとか、単なる飲み会じゃないかとか、そういう意見も私も聞いておりますけど、それも含めて社会実験なので、みんなで佐賀の夜を過ごす方法というのを、これからもみんなで考えていったらいいのかなと思っています。
スペースがもう少し広いとうれしいというのも分かります。これから佐賀駅の北の三溝線、SAGAサンライズパークへのところというのは、片側2車、4車線が2車線に変わって、もっと広々としたまちに生まれ変わるということもあるので、そういったところにも役立てていければいいなと思っています。
さらに、外出だけではなくて、家で過ごすときにおいてもできる限り県産品を買って食べて応援しましょうということで、SNSでの贈り物キャンペーンですとか、ECサイトで“佐賀んもの”も発売中ですし、JONAI SQUARE GARDENでは「佐賀支え愛」マルシェも週末に開催しております。
そのほか、テレビショッピングですとか、コラボ商品、ECサイトの活用などなど、様々な企画を練り出していきたいと思いますので、「こんなときだから、できることから思いっきり」ということで、佐賀県民の総力で、苦しんでいる人をしっかり支えていきたいと思っています。
改めて県民の皆様へですが、ここに「臨時」と書いてありますけれども、ちょっと何か今、臨時になりそうもない、もうしばし、よく注目しておかないと、ある程度リンクが追えるようになったらこれは外そうかなと思っていたんですけれども、少ししっかりと、当分の間、北九州市さんとの往来は自粛をお願いしたいと思っています。
病院関係者の方も結構多くて、そして発症しやすい方が見えてくるわけで、新型コロナウイルスは。となると、そうでない、発症していない方もそこそこ存在しているんではないのかなというリスクを考えざるを得ないと思います。ので、北九州市さんとの往来は当分の間避けていただくということが、ほかの地域にそれが飛ばない大きなポイントだと思います。よろしくお願いします。
そして、首都圏、関西圏、北海道との往来は、引き続き極力自粛していただきたいということで、もう少し数字の様子を──特に、大阪圏、関西圏は大分今、数字が収まっている感じに思いますので、もう少し見させていただいて、ここについての判断は出していきたいと思います。
そして、改めてですが、5月中については、県境の移動は生活圏ということでした。
そして、6月1日は、九州域内であれば──北九州は駄目ですけれども、九州域内であれば、ご家族などで県境をまたいで出かけて構わないということ。そして、これはまたこの前、九州知事会でもお話があったように、離島は慎重に行動をしてほしいというのは改めて沖縄県の知事さんとか鹿児島県の知事さんからも話がありました。慎重に行動いただきたいと思います。医療機関が脆弱です。