○朝日新聞
SSP杯についてお尋ねします。
今日、この資料では「熱いドラマが続々!」とか、「今後の見所」とかあるんですけれども、これは今までの高校総会では、こういったことはなかったと思うんですけど、来年、再来年はこういったこと、紹介というのはされていくんでしょうか。
○知事
それは大きな論点です。我々とすると、今回感じたことは、もちろん今までも高校生たちはインターハイ予選とか、甲子園予選で盛り上がっていたんだけれども、こんなにみんなが応援している、そして試合ができる喜びというのをみんなが口にするようになったというのは、とてもいいことなんではないのかなと思います。このSSP杯のレガシーを、何とかして次年度以降に残したいと思っておりますので、これは8月に閉幕したときに、高体連や高野連も含めて話をさせていただいて、今度は、県とか、県教委はもうちょっとこう、特に佐賀県の場合はもうちょっと引いた位置に、元の位置に戻るんだと思いますけど、その中でも、何とかみんを支えるような仕掛けができないのかということについて、そして、「SSP」という名前が何か残せるようなやり方がないのか、よく検討してみたいと思います。
○朝日新聞
じゃ、あと1点。「様々な人、企業・団体から温かい支援をいただいています」ということで、アメリカでの短期テニス留学とかあると思うんですけれども、これが全国高体連の規程の第4条にある「大会参加により授与される賞金、高価な商品を受領すること。」、これが競技者の禁止事項に定められていまして、これに違反するんじゃないかと思うんですけど、これに関してはどうお考えでしょうか。
○知事
今回はコロナで、急にSSP杯というのは仕立てられていて、我々として各企業の皆さん方から様々な支援の申出があって、そういったところについて、必ずしもしっかり一つ一つチェックできたのかなというと、それはなかなか難しく、これからしっかりチェックをする必要があるのかもしれない。ただ、本当に、これから体育からスポーツへというところを佐賀県は先鞭を切っているので、そういったところのルールづくりだとか、みんなの支援のやり方が高校生にどういう影響を与えるのかということについてもしっかり検証して、対応していきたいと思います。