○佐賀新聞
佐賀空港へのオスプレイ配備計画についてお尋ねします。
8月24日、知事が防衛省からの要請の受入れを表明して2年がたちました。この2年間の受け止めをお願いします。
○知事
一つ一つ丁寧にやってきたというふうに思っております。改めて当初、計画の全体像、将来像を明確化してほしいといったところから、様々な分野についての確認、検討を行って、公表して、県議会での様々な議論、そして我々としての判断という形になりました。そして、我々の思いについての漁協への説明、そして15支所への説明ということで、ノリの漁期というものがある中で、そうしたことに配慮しつつ、一つ一つ丁寧に対応をさせていただきました。
現状におきまして、今、漁協の中で検討がなされている。直近で言いますと、豪雨の漂着ごみの問題だとか、早津江川の堆積土砂の問題があって、直ちにというわけにはいかないけれども、そんな中でも、漁協は真摯に検討をしていただいていると認識しておりますので、そういったことを受けて、これからもしっかり一つ一つ丁寧に取り組んでいきたいと思っています。
○佐賀新聞
関連ですが、間もなく9月になればまたノリ漁期に入り、半年間それに要するわけですが、知事はまたノリ漁期に関しても配慮をするお考えですか、今後の見通しについて聞かせてください。
○知事
今、鋭意──今、組合長さんが西久保さんに代わって、様々なところについての打合わせを、様々な観点から今させていただいているところです。
そうした調整の中て、これからの流れというか、漁協内の検討の動きといったところも見えてくるんじゃないかなと思っています。