○NHK
2つ目ですけれども、先月、玄海原発の3号機でケーブルが焼ける火災がありました。これについて、先日、小林副知事が九州電力に対して、小さなトラブルが頻発している印象を受けるというような話をされていましたが、知事はこの件についてどういうふうに認識されているのかということと、九州電力には、今後どういう対応を求めたいのか教えてください。
○知事
ちょっとここのところ続いていたので、大変気にはなっていたんです。大きな事故というのは、小さな事故を見逃すことから起きやすいので、特に今回の件については、仮設ケーブルの火災ということで、およそ電気屋さんとは思えないような事故だったもんだから、もっと詳しく聞けという話をしたら、作業者間の連携不足ということ。要は容量オーバーしてしまったということですので、それはさすがにあってはいけないことだろうということで、何か、ここのところ5回ぐらいいろんなものが続いてきて、そのたびにそれについては対応するという答えだったけれども、しっかり幅広く総点検して、どんな総点検をしたのかということを2か月以内に一旦報告してくれと。いや、もちろん2か月でできない点検もあるだろうけど、その時点で報告をしてくれということを強く申し入れていると思います。
ということで、そのお返事をお待ちしたいと思いますし、小林副知事が再度現場を見に行くというふうな、今話になっていて、小林副知事が現場に見に行き、さらに2か月後の報告を受けて、それをしっかりまずお伺いしたいと思っています。