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原発関係その2

最終更新日:

○佐賀新聞
 少し原発関連に戻るんですが、先日、青森県の日本原燃のほうを視察されていたと思うんですが、その視察の目的と所感について教えてもらえればと思います。
○知事
 私が知事になって福島原発のほうは行きましたけれども、六ケ所村はまだ行っていなかったんですね。もちろん勉強はずっとしていたわけですけれども、実際そこを動かしておられる日本原燃の皆さんなどから直接話を聞きたいなとずっと思って機会をうかがっていたんですけれども、特に今回、再処理工場とMOX燃料工場について、規制委員会のほうで許可だったり、実質的に進んでいたりという話も動いていたわけだから、この機会に何とか六ケ所村を訪問して、その建設状況だとか、それから、高レベル放射性廃棄物の問題も北海道のほうで最終処分場の話も動いているという話もあったので、ここはしっかり押さえておこうということで、今回訪問させていただいて、大分具体的なイメージをつかむことができました。
 一言で言うと、あそこは発電していないんだけれども、本当に広大なエリアで放射性関係のものを扱っているので、しっかりと全体としての危機管理が必要なんだということを感じましたし、私からはJCOの経験から、何か起こるとしたらこういった場所ではヒューマンエラーだからということを大分説明させていただいて、そのあたりの危機管理をしっかりやっていこうということでは共有できたと思いますし、我々の玄海原発から出た使用済み燃料がどのような形で砕かれて、どのような処理をされているのかということについても、頭では分かっていたことがかなり実感として意識できたということなので、非常に意義のある視察だったと思っております。
○西日本新聞
 先ほど言われていた原発関連で、北海道の寿都町と神恵内村が文献調査に進むことになりましたが、この受け止めと、県内でそういった文献調査を行う可能性があるのかどうかについてお聞かせください。
○知事
 この核燃サイクルについては、国なり事業者の責任でしっかり進めるべきだということは私からも、せんだってもコロナの中であっても経産副大臣に申し上げたとおりなんですけれども、そうした中で、北海道の中で文献調査ということであっても動きがあるということであるので、ここは私がコメントするところではないと思いますけれども、国のほうとしてしっかりそこについての進捗が図られているんではないかということで期待申し上げたいなと思っています。
 そして、佐賀県内はどうかということですが、少なくとも今の時点で市町からそういった声は聞いておりません。私自身どうなのかということでありますと、これはかねてから、今、玄海原発はしっかり注視しながらやっている中で、新たなものということについては考えていないと、これは再稼働のときに申し上げたとおりです。これは一貫して変わっていない、新たな負担を受け入れる用意はないということについては、かねてから申し上げているとおりです。





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