続きまして、「佐賀の介護人財あいプロジェクト」を始動します。
やはり今、介護現場は人材不足が本当に深刻です。2025年には団塊世代が75歳以上になるわけですけれども、本県では約1,200人の介護人材が不足する見込みで、何とか若い世代の皆さん方に介護の仕事をもっと身近に感じてほしい、そういうプロジェクトでございます。
特に、介護の仕事って、私も幾つか現場に回っておりますけれども、本当に人と人のつながりというものが感じられるすばらしい仕事です。
ここにいろいろありますけれども、認知症の利用者から名前を呼んでいただけて、「ありがとう」と言われたり、日々の中にとても感動的なことがあります。
お手伝いをしたとき、「ありがとう」って声をかけてもらうと、やっててよかったなと感じるとか、非常に「ありがとう」がいっぱいの職場なので、こういったところをしっかりと発信していきたいなと思っています。
そして、特に嬉野高校と神埼清明高校と北陵高校は、介護福祉士を取得できる3校ということで、就職率、そして定着率が大変高いので、何とかこの3校のほうに入って介護を志す皆さんを集めていきたいなと思っています。というためには、若いうちから介護を身近に感じてもらって、そして介護福祉士の資格を取得できる高校で学びたいなと思ってくれたらうれしいなと思っているので、小中学生に様々な体験イベントだったり広報をしたり、介護を学ぶ高校の周知をしたりするとともに、そういった高校に対しては、資格取得にかかる実費、実習費等の支援をしていって、県内で働く介護人材を増やしていきたいなということが、この「佐賀の介護人財あいプロジェクト」でございます。
本当に、介護というのはありがとう、ありがとうのすばらしい仕事ですので、そこへ踏み出していこうとする皆さんを応援していきたいと思っております。