○毎日新聞
県内のコロナに係る経済対策について1点。有田陶器市、鹿島ガタリンピックの中止が相次いで発表されました。地元の商工・観光業界は、もうマイナスの影響を避けられないと。市町単位でできることも限られてくると思うんですが、県として知事が考える経済対策支援、あれば教えてください。
○知事
そうですね、有田陶器市の中止は、私自身もショックでした。実際、確かに今のような変異株というものがしっかり捕捉できていないような状況で、大阪、そして今、福岡のほうもということになっているので、本当に地元の皆さん方の苦渋の決断だったんだろうなというふうに思います。
ついこの前まで開催の予定で全て進んでいたので、昨年と同じようにWeb陶器市を行うというふうに聞いていて、その参加予定者は、昨年129が、今年162ということで増えているということでありますので、そういったところに対する支援はさらに強化していきたいと思いますし、これからの地元の皆さん方、これ高齢者の皆さん方も多くて、このコロナの中で苦しんでおられる方が多いと思いますので、しっかりと耳を傾けて対応していきたいなというふうに思います。
ガタリンピックも、成長したがゆえに、非常に県外と、あと海外とか、もう本当に多くの皆さん方で盛り上がっていたので、鹿島の皆さん方の気持ちを思うと、酒蔵ツーリズムもできなくなってしまったので、そういったところをしっかりと、現場で起きていることということに耳を傾けながら、県としての対応を考えていきたいと思っています。