さて、続きまして、佐賀の大動脈「有明海沿岸道路」、佐賀-福富がつながる話です。
ご案内のとおり、今回開通するのは芦刈南から福富インターまでの3.5キロということで、これで県内の総延長は10キロメートルとなります。ちなみに、来年度、大野島から諸富がつながりますので、いよいよ県境を越えて東側からも有沿道路に入ってくるというところであります。
あとは、いわゆるTゾーンと言われている、ここ(大川佐賀道路)とここ(佐賀道路)ですね──ということになります。
あとはこちら(佐賀福富道路)ですね。
今回、六角川大橋982メートルが開通します。それまで──これは住之江橋ですけれども、なかなか離合が難しかったという歴史がありました。ちなみに、橋を越えると私の実家があるわけですけれども、そういうようなところで頑張ってまいりましたが、本当にこの住之江橋というのは今までシンボルだったんです、我々にとってですね。それが今回は新たなシンボルとして六角川大橋が海に近いほうに今回築かれるということでありまして、大きく物流だとか、それから命の道路としての取組が始まるということで、地元の皆さん方と喜び合いたいと思っています。
まず、移動時間が短くなるということで、通勤だとか日常生活、それから、白石-鹿島方面のアクセスがよくなりますので、今であっても、道の駅しろいしは非常に評判がいいわけなんだけれども、今回いよいよ、やっと本当に道がつながって、本当の道の駅になってくれるということでありまして、レンコン、芝エビ、コハダというものの物流にも大きな効果が出てくれるんじゃないかと思っています。
それから、命の問題でも好生館への救急搬送が非常に早くなりますし、さらに、高いので、高架構造になっていますから、いざというときの緊急オペレーション、緊急という意味でも、そして救急物資の搬送という意味でも効果を発揮するんじゃないかと思っています。
いよいよ7月24日土曜日です。ちょうど東京オリンピック開会式の翌日ということになります。道の駅しろいしで福富太鼓や芦刈音頭の皆さん方とともに盛り上げていきたいと思います。
一般供用開始は15時になります。
ちなみに、開通後ここは自動車専用道路なので、1週間前17日には地元の皆さん方とウォーキングだったり、自転車だったり、そういったところで楽しんでいただくイベントを企画してございます。
ということで、これが先ほど言いましたTゾーンの結節点ですね。こっちが嘉瀬のほうから大川のほうに抜けてくる道がこんな形で、いずれは佐賀ジャンクション、仮称ですけれども──ということで、非常に物流、それから、いろんな人流も含めて、佐賀が変わっていくわけであります。しっかり頑張っていきたいと思います。