さて、続きまして、東京2020大会がいよいよ始まるわけであります。
こういうことで、佐賀県ゆかりの選手も今までで一番多い14名ですね。最後に林大地選手もちゃんと入ることができまして、14名ということになりました。これからどんな活躍をしていただけるのか、大変期待しています。本当は実際に会って励ましたかったんですけれども、今コロナで、リモート対応ということも多くなってしまって残念なんですが、ぜひいい成果を上げて帰ってきてもらいたいなと心から思っています。
さらに、今度はパラリンピックですけれども、パラ聖火リレーに金持選手が出ます。そして、大谷桃子選手、ウィンブルドンでは一回、上地選手に勝って、あれれっと思ったんですけれども、準決勝、残念ながら負けてしまいましたが、その分の思いも含めてここで頑張っていただけるんじゃないかなと思っています。熱い応援をよろしくお願いします。
さらに、パラリンピック聖火フェスティバルについては、8月16日に吉野ヶ里歴史公園から火起こしをして、それを県庁の県民ホールに持ってきて、しっかり火をつくって東京に運んでいきたいと思います。
さらに、事前キャンプですけれども、今、大体30人ぐらいですかね、選手も含めて佐賀県内入りをしていただいています。やっぱり少し、今バリアにはまっているので、少し歩きたいななんて声も聞かれたりもしていますけど、できる限り、バリアを少し、できる範囲で広げられないかななんて考えたりとか、いろいろ計画もしていますが、まず一番大事なのは、しっかり陽性にならずに東京に送り届けることなので、そこに全力を尽くしていきたいと思っています。
今、フィンランドとニュージーランド、セルビア、入っていただいております。パラリンピックについては、またニュージーランドの陸上が来ていただけるということでございます。
そして、県民の皆さん方に事前キャンプの各国の注目どころなんですが、ニュージーランドは基本的にボートだったりヨットだったりが強いんですけれども、佐賀に来ていただいているのが陸上なわけです。陸上でいうと、ニュージーランドはとにかく砲丸投げです。砲丸投げ、チェック。
このバレリー・アダムス選手は、これまでのオリンピックで金、金、銀と続けておりますので、今回、初めてママさんになって、「ママでも金」ということを期待したいと思います。
男性のウォルシュ選手は、前回、銅メダルだったかな、なので、こちらも大いに期待して、このウォルシュ選手とバレリー・アダムス選手、両方とも今回佐賀にキャンプを張ることになっていますので、ニュージーランドの砲丸投げ、期待したいと思います。
フィンランドは、ミラ・ポトコネン選手がボクシング女子で前回、銅メダル、フィンランド唯一のメダルだったわけですけれども、今回も大いに期待できるということで、ポトコネン選手に期待したいと思っています。
それから、今、唐津でキャンプを張っているバスケの3X3のセルビアですけれども、世界ランキング1位です。ですので、金メダルの筆頭候補です。今回、3X3は東京オリンピックが最初の競技なんですね。これまでオリンピック種目ではなかったので、最初の大会でセルビアが金メダルを取れるかどうかが大きな焦点です。このトップチームが佐賀県を選んでくれたと、我々非常に誇りを持っておりまして、何とか金メダルを取って凱旋していただきたいなと心から念じています。
というようなところが見どころなので、ぜひ報道の皆さん方もそういったところをご配慮いただけると盛り上がってくるのかなと思います。
さらにホストタウン、相手国の活躍を祈念して、コロナ禍でありますけど、できる限り折り鶴で国旗をつくったりとか、さらに練習場、宿泊ホテルなどでも佐賀県の思いを何とか伝えることができるような工夫をしております。
熱いエールをぜひ、この東京2020始まりますので、やるからにはしっかりと応援をして将来に結びつけていくということを佐賀県は念願をしております。こんな形でいろんなところでメッセージボードをつくって応援しますので、各国の健闘を期待したいと思います。