○西日本新聞
陸上自衛隊のオスプレイの配備計画について質問したいです。
9月にあった議会の一般質問で、進部長がオスプレイに関する答弁で土地の価格は売買で重要な要素なので確定していなくても地権者に示すのが交渉の在り方なのではないかというふうにお答えされたと思うんですけれども、一方で、先日、漁協でオスプレイに関する協議がありまして、その協議の中で防衛省さんは公害防止協定を見直す方向性が決まらない限り、土地の価格など条件は提示できないというふうにおっしゃられていて、このままいくと、漁業者たちの意見と防衛省さんたちの考えていることが、やや平行線にずっとなっていくのかなと感じるんですが、そのことについて知事はどう思われるのか教えてください。
○知事
それについては県が調整の労を取っていきたいと思っています。やはり漁業者の皆さんからすると、その価格というのはとても大事なことだと思うし、やはり国防も極めて重要なので、そこは今まさに漁業者の皆さん方が本当にありがたいことにノリ漁期にもかかわらず検討を進めていただいております。ですので、まさに今の問題意識、価格を大切にしながら、しっかりと協議を進めていくということについての調整について、県も労を惜しまず、しっかり対応していきたいと思います。