○STS
まず、1月28日に協議があるということですけれども、知事からその協議に期待していることを教えてください。
○知事
3つの条件がありますね。排水についてどうしようかということと、あと価格を示すことと、それから西側の土地がどうなるのかということについてです。
これについて、この課題をみんなで解決していくということが覚書見直しに向けて大切なことになるので、この場はとても大切なものになっていくと思います。一月に一、二回ずつというペースで進んでいくと思いますけど、みんなしっかり、誠意を持ってお互い協議しながら、いい結果が出るような形で努力をしていきたいと思っています。
○STS
スケジュール感はなかなか難しいとは思うんですけれども、知事の中では、いつ頃までに3つの条件をクリアしたいというふうにお考えでしょうか。
○知事
私はそういうスケジュール感を持ち合わせていなくて、まず、これは事業主体である防衛省さんが、しっかりと有明海漁協に向き合えるかどうかというところがポイントだと思います。その中で、県はそこの調整をやっていくということで、今回この調整の場に主体的に運用していくということになったので、しっかりと、特に関心のある排水対策などについて提示がされて、有明海漁協が納得していただけるのかというところについて、しっかり調整役を果たしていくということだと思います。
ですので、あくまで事業主体は防衛省なので、我々はそこの信頼が構築できるように当たっていくということですので、我々がスケジュール云々ということではないということです。
○STS
細かくなりますけれども、その協議の場の参加メンバーと場所等々は今どういう想定でしょうか。
○知事
場所は県庁になると思います。
メンバーは、基本的に常にいるのは、うちで言えば調整監になると思いますけれども、それから、防衛省の課長さんとかですね、そういう実務的なメンバーになろうかと思いますけれども、ただ、とても大切な協議会なので、当然、部長とか局長とか、そういったところについても必要に応じて集まってもらって協議をしていくと、そのような会議になっていくんじゃないかと思っています。
○STS
知事が参加されることはないんでしょうか。
○知事
実務的な協議の場なので、何だろう、特にそこで課題が生じたら、協議の場ということではなくて、別途、それこそ、防衛省の三役と話をするとか、そういった場はあるのかもしれませんけれども、そこはあくまでも今回の3つの課題について調整する場だと考えているわけです。