NPO栄町地域づくり会は、高齢化が進む栄町において、地域福祉の充実を目指し、元気な高齢者が生活支援を必要とする高齢者へサービスを提供する「支えあい」活動を行っています。
当日は、深浦弘信市長にもご同行いただき、皆さんの活動拠点や活動の模様の視察のあと、活動概要の説明を受け、意見交換を行いました。
お話をお伺いする中で、会の皆さんが、地域の高齢者の交流の場であるふれあいプラザの開設、安否確認を兼ねた見守り弁当の配食、リサイクル品回収等のほか、全国初となる宅配代行など、非常に幅広い活動に精力的に取り組まれていることがわかりました。井手会長からは、「新たな地域力を創造していくためには、元気な高齢者が地域を支える必要があると思っています。今後も、そういった活動を進めていきたいと考えています」と心強いお言葉をいただきました。
ふれあいプラザ利用者の方々からも、「ふれあいプラザが行われる日はとても楽しみです」、「ここに来て皆とお話しするから、こうして元気でいられます」とのお話があり、会の取組が、地域の高齢者の方々の生きがいや活力につながっていることを実感しました。
活動を継続するにあたっては、資金面をはじめさまざまな課題があると思いますが、宅配代行など会の活動が自立できる仕掛けづくりも行いながら、これからも心温まるまちづくりを展開していってください。
【山口知事のさー行こう!!】
高齢者が慣れ親しんだ地域で自分らしく暮らすためには何が必要なのかを考え、新たな取組にも積極的にチャレンジされている姿は、本当に素晴らしいと感じました。こういった動きが、県内にもっと広がっていってほしいと思います。
高齢者がいつまでも健やかに暮らせる佐賀さいこう!