陶都有田自主防犯ボランティア団体連合会は、町内で活動する自主防犯ボランティア21団体の連合会です。全21団体を合わせたボランティア参加登録会員数は425名にのぼります。それぞれの団体で、登下校時の子ども達の見守り活動に取り組むほか、連合会として情報交換のための定例会や合同パトロールを行っています。
当日は、松尾佳昭町長はじめ町の幹部の方々にもご同行いただきました。
まず、有田中部小学校周辺で、下校中の子ども達の見守り活動を拝見しました。十字路や信号機の無い横断歩道など、通学路の要所に立ち、子ども達に温かな声掛けをされていました。全国的に子ども達を狙った卑劣な犯罪が後を絶たない中で、多くの皆さんが協力して、朝夕の登下校時に隙のない見守り活動をしてくださっていることが分かり、大変嬉しく思いました。
続いて、連合会の役員や傘下団体の代表者の皆さんと意見交換を行いました。登下校時の見守り活動に加え、町民の方々への呼び掛けやのぼり旗の制作など、犯罪の起きにくい環境づくりを目指してあらゆる取組をなさっていることが分かりました。皆さんが日々ご尽力いただいているおかげで、過去15年間に町内で子ども達が巻き込まれるような事件や事故は起こっていないという喜ばしいお話をお聴きすることができました。
また、長年の見守り活動を通して得た気づきや、地元だからこそ分かる課題など、安全で安心なまちづくりを実現するためのヒントも得ることができました。皆さんが活躍しやすいよう、これからも県としてしっかりと対応していきたいと思います。
【山口知事のさー行こう!!】
行政だけでは難しいきめ細やかな見守り活動を日々続けてくださっており、皆さんの地道な取組が、安全に安心して暮らせる佐賀県を支えているのだと再確認しました。このような犯罪抑止のための自発的な取組を、今後もしっかりとサポートしてまいります。
地域住民、警察、行政が一体となって犯罪ゼロを目指す佐賀さいこう!