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山口知事のさー行こう!! 第63回【多久市】ひらの棚田米振興協議会(令和元年 5月31日(金曜日))

最終更新日:

 地域でがんばっている皆さんを訪問する広聴事業『山口知事のさー行こう!!』 63回目の訪問先は、多久市のひらの棚田米振興協議会です。

 ※訪問の模様は、県内のケーブルテレビ局で放送するほか、外部動画サイト(YouTube)でもご覧いただけます。
 ※クリックすると、外部動画サイト(YouTube)へ接続します。



棚田を拝見しました

 ひらの棚田米振興協議会は、多久市平野地区に位置する棚田で作られたひらの棚田米のブランド化や減化学肥料対策、棚田の保全に取り組む団体です。平成23年に設立した「平野棚田米保存協議会」を平成27年に「ひらの棚田米振興協議会」に改変して活動されています。

 
ひらの棚田米が売られている直売所「幡船の里」を拝見しました

 はじめに、小園会長と棚田を拝見しました。ひらのの棚田は、この地区に点在する谷々のゆるやかな傾斜に階段状に連なっており、標高190mに位置します。この日は、雨という自然の恵みを受け、澄んだ雰囲気の穏やかで美しい景色を作り出していました。

 協議会の皆さまは農作業のボランティアの募集や、稲刈りイベントを行うなど、棚田を守りその魅力をPRするために、様々な工夫をされていました。

 
ひらの棚田米で作ったおにぎりの試食を行いました

 棚田の視察後には、ひらの棚田米を販売している直売所「幡船の里」を拝見しました。一般のお米とは別にこの棚田米のコーナーが特別に設けられており、決して安価ではないが、着実に売り上げを伸ばしているというお話を伺い、ひらの棚田米のブランド力を感じました。

 
ひらの棚田米振興協議会の関係者の皆さまと意見交換を行いました

 最後に、協議会の皆さんやおにぎりを作ってくださった奥様方とおにぎりの試食をしながら、意見交換を行いました。冷めてもおいしいのが特徴というひらの棚田米。本当においしくてついついおかわりをしてしまいました。減化学肥料の取組みや、イベントでの集客効果も相まって、「ディスカバー農山漁村むらの宝」に選ばれたお話を聞き、皆さんが棚田やそこで作るお米を守るために日々努力されていることを感じ取ることができました。県としても、力になれることがあれば協力をしていきたいと思いました。

 
ひらの棚田米振興協議会の関係者の皆さまと一緒に

【山口知事のさー行こう!!】

 平野地区の皆さんが棚田を大切にし、耕作地としての条件が不利であってもその分まごころ込めて素晴らしいお米を作り、PRされていることに大変感動しました。こうした棚田などの佐賀が誇る大切な資源を守る活動をされている方々を少しでもサポートできるような取組を進めてまいります。

 農業資源を守りおいしいお米を作る方々のいる佐賀さいこう!

 






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