まず初めに、作業所を拝見しました。挨拶をすると元気のいい返事が返ってきて、皆さん生き生きと仕事に取り組まれていました。私も自動車部品の並び替えの仕事を少し体験させていただきましたが、その際も笑顔で丁寧に作業手順を教えてくださり、利用者の方の優しさに触れることが出来ました。
また、箱折りや電子部品の組み立ての作業も拝見しましたが、スタッフの方から、「慣れたら私たちよりも作業が早いですよ」というお話を聞き、利用者の方々の仕事に対する真面目な姿勢に感動しました。
次にグループホームを拝見しました。帰宅時の「ただいま」「おかえり」や利用者とスタッフの何気ないやり取りにとても温かさを感じました。個人の部屋も拝見しましたが、整理整頓されており、また、食事や就寝の時間も毎日ほぼ同じであるとうかがい、規則正しい生活を送られている様子を知ることが出来ました。共同スペースでは皆さんと同じテーブルで和やかに話がはずみ、とても良い時間を過ごすことが出来ました。
最後に、関係者の皆さんと意見交換を行いました。元小学校で特別養護教諭をされていた本村理事長が退職前から温められていた障害とともに生きる方々への支援の思いや、多くの方々の協力があって、この施設を開設したという話を聞き、素晴らしいと思いました。
これからも、境遇や性格がそれぞれ異なる利用者の方々を支え、皆さんが日々明るく健やかに仕事に取り組んでいただけたらと思いました。
【山口知事のさー行こう!!】
作業所やグループホームを拝見しましたが、スタッフの皆さんが利用者の方々に寄り添い、利用者の方々も笑顔で作業をされている姿を見て、感銘を受けました。これからも障害福祉の現場が発展していくようにご尽力いただければと思います。
地域の障害福祉を支える方々のいる佐賀さいこう!