カチカチ農楽が~るは、企業や学生、消費者など幅広い分野の方々と積極的に交流・連携し、商談会やイベントなど様々な場での販売促進活動を行うことで、農業で活躍する女性の姿を広く周知し、職業として農業を選択する若手女性の増加を目指している団体です。平成28年に発足し、現在は県内各地域で農家を営んでおられる20名のメンバーで構成されています。カチカチ農楽が~るの「カチカチ」は、仲がいいことで知られているカチガラスの鳴き声、「農楽」は農業の「農」、楽しいの「楽」と野良作業を掛け合わせているそうです。
今回の訪問では団体の活動やコロナ禍の影響などについてお話を伺いました。
まず、メンバーの皆さんが作っておられる農作物や加工品を見せていただき、その説明をしていただきました。玉ねぎや鶏、花、卵、もち麦、お茶等、どれも皆さんの苦労や工夫が詰まった素敵なものばかりでした。
しかし、コロナ禍の影響で多くの農畜産物の販売が落ち込み、その中でも特に玉ねぎや花、肉は影響が大きかったということでした。また、イベントがなくなり、お客さんと直に接する機会がなくなり辛いというお話もありました。商品を手に取り喜んでくれるお客さんの笑顔が農家の皆さんのやる気に繋がっていると思いますので、非常に厳しい状況だと感じました。
会長は、カチカチ農楽が~るのメンバーは年齢層も幅広く、経験豊富な人たちも多いので、農業に関する悩みなどを気軽に聞けるのが良さであるとおっしゃっていました。お話を聞いて、メンバー同士で気軽に話し合えるというのは、大切なことだと思いました。 コロナ禍で大きな影響を受けられている中、メンバー同士で支え合いながら農業に取り組まれていることを知ることができ、とても心強く感じました。
【山口知事のさー行こう!!】
佐賀の農業を担う女性農業者の皆さんが困難な時でも、明るく頑張られている姿に、私も元気づけられました。
まだまだコロナ禍の影響は続いていますが、県民の皆さんで支え愛(合い)、一緒に乗り越えていけるよう、県としてもサポートしていきたいと思います。
女性農業者の活躍する佐賀さいこう!