今回は、基山町の身近な生活情報を発信するウェブサイト『大字基山』を運営されている『大字基山』編集部の皆さんと、サイトで紹介された基山駅周辺のこだわりのお店などを訪問し、最後に意見交換を行いました。
『大字基山』は、佐賀・福岡エリアの田舎暮らし応援ローカルウェブメディアです。『大字基山』編集部は、年齢性別問わず、基山町近郊の様々なメンバーで構成され、口コミには頼らない、確実で信頼できる暮らしに役立つ情報を収集・取材・編集し、住民の皆さんに提供されています。
まず、基山駅にある『KIYAMA駅GALLERY』を拝見しました。基山町には、こだわりの作品作りをする職人さんたちが、多くの方に自分たちの活動や作品を知ってもらいたいと発足された「基山 職人の会」があります。会の皆さんの作品が展示されているギャラリーは、改札口すぐ横にあり、多くの方の目に留まる素敵な空間でした。
次に、『841(ハチヨンイチ)』というオーダーメイドアパレルショップを訪問しました。このお店では、オーダーメイドといいながらも「高級・非日常」ではなく「カジュアル・普段着」を目指した、日常を少し彩る服作りをされています。オーナーの梁井さんは、関東から両親の故郷である佐賀に移住し店をオープン。デザインから縫製まで全てお一人でなさっています。
編集部の皆さんがこのお店を知ったきっかけは、メンバーでもある主婦の方の何気ない世間話からだったそうです。多彩なメンバーがいらっしゃるからこそ、そういった口コミや普段の生活で気付いたことも取材にいかせるのでしょうね。
その後、『MarikoK』という靴屋を訪問しました。このお店では「足に合わせた歩くための靴」という考えで、つま先部分の幅を広くとったデザインを基本としたオーダーメイドの革靴を作られています。オーナーの加藤さんが靴づくりを始めたのは、会社員をやっていた頃にヒールのある靴で足を痛めたことがきっかけで、どんな靴だったら足が痛くならないのかを調べ始めたそうです。
最後に編集部の皆さんと基山町唯一の民間宿泊施設である『TIPS HOSTEL』で意見交換を行いました。町周辺の施設のことや、コロナ禍でどのような影響を受けているのかなど、町のあらゆることをご存知で、編集部の皆さんの情報収集力は非常に高く、常にアンテナを張られていると感じました。また、「基山町おもてなしMAP」という暮らしに役立つ地図を、町役場と一緒に作成するなど、取材経験をウェブ以外の場所でも活かしているとのお話も伺いました。
暮らす人の目線で本当に欲しい情報を厳選し、発信しているからこそ、『大字基山』は多くの方に読まれるサイトなのだと思いました。
【山口知事のさー行こう!!】
編集部の皆さんがミツバチのように様々な場所を取材し、情報を発信することで、人と人とをつなぐ重要な働きをしているのだと感じました。
これからも町を盛り上げていって欲しいと思いますし、県としてもサポートしていきたいと思います。
信頼できる情報で暮らしを豊かにする佐賀さいこう!