今回は、武雄市を拠点に活動する一般社団法人おもやいの関係者の皆さんと意見交換を行いました。
一般社団法人おもやいは、令和元年佐賀豪雨をきっかけに発足した団体です。当時は、全国から集ったボランティアのまとめ役を担い、家屋の清掃や炊き出しなどの食事支援を行いました。現在も、災害の影響で困難な状況にある方の支援を行うほか、「防災カフェ」を開いて防災グッズの紹介や事前避難の大切さを伝えるなど、防災意識を高めるための活動も行っています。また、災害支援に限らず、定期的に「おもフェス」という地域の交流イベントを開催するなど、まちづくりにも貢献されています。
今回、関係者の皆さんとの意見交換で、活動に対する想いや活動の中で感じていることなど、様々なお話を聞かせていただきました。
代表の鈴木さんが目指しているのは「災害があってもここに住んでいてよかった」と思ってもらえるような地域づくり。そのために少しでも力になれればという想いで活動をされているとのことでした。
また、被災者の中には、どのような支援を受けられるのか分からず不安に思われている方もいらっしゃるので、そういった方々に寄り添って必要な情報を伝えていくことが大切だとおっしゃっていました。県や市の支援に関する情報が少しでも多くの人に伝わるように活動されていたというお話をうかがい、県として大変ありがたいと思いました。
一般社団法人おもやいの皆さんのように、佐賀県では豊富な経験を積んだ様々なCSO(市民社会組織)が活躍しています。そういったCSOの皆さんと平常時から協力をし、より良い地域づくりを後押しします。
【山口知事のさー行こう!!】
一般社団法人おもやいの皆さんには、昨年度の豪雨災害からきめ細かく被災者の方々に寄り添った支援をしていただき、大変感謝しております。これまで培ったノウハウを県内のみならず、他県への支援にも発揮していただけると期待しています。
ひとりひとりに寄り添った支援を行う佐賀さいこう!