今回は、小城市の芦刈音頭保存会を訪問し、芦刈音頭等の見学・体験と関係者との意見交換を行いました。
芦刈音頭保存会は、当時の芦刈町制施行20年を記念して昭和61年につくられた「芦刈音頭」を通して小城市民の親睦・融和を図るとともに、郷土の文化振興に寄与することを目的とする団体です。20名を超える会員が所属し、町内を中心に精力的に活動されています。また、「踊りでつながる心の絆」をキャッチフレーズに、毎月の活動のほか、地元の小中学校での音頭指導、町内での成人式やお祭り、福祉施設での音頭披露も行われています。
初めに、「芦刈音頭」と「あしかり小唄」の見学・体験を行いました。「芦刈音頭」と「あしかり小唄」は、作詞・作曲・歌い手・振付すべてが芦刈出身の人物によって行われており、「住の江橋」や「むつごろどん」などの芦刈町にちなんだ歌詞が使われています。振付も覚えやすく、幅広い年齢層の方に親しみやすい踊りだと感じました。また、ムツゴロウのマークが付いた色鮮やかな法被も着させていただき、とても楽しいひと時を過ごすことができました。
次に、芦刈音頭保存会の皆さんと意見交換を行いました。会長の森永さんは、時代とともに踊られる機会が少なくなった「芦刈音頭」を再興し、芦刈町の知名度を向上させたいとの想いで活動を続けているとおっしゃっていました。また、芦刈の子供たちが成長して県外に出て行っても、同窓会などで再会したときに皆で一緒に踊れるように伝承活動をしていきたいとのことでした。
【山口知事のさー行こう!!】
「芦刈音頭」が芦刈の心の灯として永遠にこれからも語り継がれ、より多くの人に楽しく踊ってもらえるようになってほしいと思いました。芦刈音頭保存会の皆さんの今後の活躍に期待したいと思います。
地域の宝を継承し、素晴らしさを伝える佐賀さいこう!!