全国を舞台とした今シーズンの駅伝大会では、佐賀県の選手たちの活躍に勇気づけられました。
新春の箱根駅伝では、鳥栖工業高校出身で明治大学3年生の杉彩文海選手が第7区で歴代8位となる好記録で区間賞を受賞され、全国都道府県対抗男子駅伝では、佐賀県チームが九州勢で最高順位となる11位と健闘、第7区で山﨑諒介選手が区間賞を獲得されました。
選手たちの汗と涙、声援を送る人々の想いが込められた襷が、「絆」のように繋がれていく駅伝は、多くの感動とドラマを生み出します。
歴史ある今年の「郡市対抗県内一周駅伝大会」もまた、色とりどりの襷とともに各地を駆け抜けていく選手たちが、ふるさとへの誇りと絆を一層強くし、多くの人の記憶に残ることでしょう。
今、佐賀県では、「SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想」を掲げ、「する」「育てる」「観る」「支える」というスポーツ文化の裾野を広げ、スポーツの力を生かした人づくり、地域づくりに励んでいます。
今年5月13日には、SAGAサンライズパークがグランドオープンを迎え、来年にはいよいよ「SAGA2024(第78回国民スポーツ大会・第23回全国障害者スポーツ大会)」も開催されます。
スポーツが紡ぐ人と人との絆を力に、新たな時代の佐賀を一緒につくり上げていきましょう。
結びに、本大会の開催にあたり、御尽力いただいた関係者の方々に深く敬意を表しますとともに、大会の成功と選手の皆様の御健闘を心からお祈り申し上げます。