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山口知事のさー行こう!! 第101回【佐賀市】シチメンソウを育てる会(令和4年 6月23日 (木曜日))

最終更新日:

 地域でがんばっている皆さんを訪問する広聴事業『山口知事のさー行こう!!』 101番目の訪問先は、佐賀市の「シチメンソウを育てる会」です。


 ※訪問の模様は、県内のケーブルテレビ局で放送するほか、外部動画サイト(YouTube)でもご覧いただけます。
今回は、シチメンソウを育てる会を訪問し、活動場所の見学と清掃活動、意見交換を行いました。
東よか干潟を見学しました
 「シチメンソウを育てる会」はラムサール条約登録湿地の東よか干潟において、絶滅危惧種であるシチメンソウの保護育成や環境保全活動等を行っています。平成6年3月の設立以降、同会の活動をきっかけに多くの団体に東与賀海岸の清掃活動が広がり、シチメンソウ自生地として整備され、平成21年11月には「佐賀県遺産」に認定されました。会の活動は、平成22年2月に「第13回佐賀市景観賞」で特別表彰を受賞、平成28年度に県政功労者知事表彰を受賞するなど、数多く表彰されています。
 
シチメンソウを育てる会のみなさんと清掃活動を行いました
 初めに、会の皆さんと一緒に東よか干潟のシチメンソウ群生地の見学と清掃活動を行いました。秋になると、鮮やかな赤いじゅうたんを敷いたように咲き誇るシチメンソウは、平成30年秋に大規模な立ち枯れが発生し、壊滅的な状態となりました。その際、同会が中心となって多くの団体を巻き込んだ再生活動を行い、令和2年秋には再度赤く色づいた姿が見られるようになりました。今年もシチメンソウはすくすくと育っている様子で、秋の「紅葉」を見るのが楽しみです。会の皆さんの日頃からの献身的な活動のおかげで、とてもきれいな干潟になっています。
 
東よか干潟ビジターセンターの展示室を見学しました
 次に、東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」を見学しました。 令和2年10月に開館した施設で、世界に認められた東よか干潟の価値と魅力を体感することができます。展示室「ひがたの旅」では、干潟やそこに集う多種多様な生き物や野鳥について丁寧に解説されていました。そして、鮮やかな赤色に色づいたシチメンソウの再現展示もあり、とても素晴らしい空間になっていました。
 
シチメンソウを育てる会のみなさんと意見交換をしました
最後に会の皆さんと意見交換をしました。毎週土日に当番制で集まり、シチメンソウ群生地の清掃活動や干潟よか公園にいらっしゃるお客さまのおもてなしなど、とても精力的に活動されているお話を伺い、みなさんのおかげでシチメンソウが復活したことに、改めて感謝をお伝えしました。

 
シチメンソウを育てる会のみなさんと一緒に
【山口知事のさー行こう!!】
 シチメンソウが4年前(平成30年ごろ)に立ち枯れてしまったときは、皆さん本当に苦労されたことを伺いましたが、種をまいたりと、いろいろな取り組みをされてきたことで、徐々にシチメンソウの赤いじゅうたんが見られるようになってきて、本当に感謝をしています。

 地域で一丸となって、世界に誇れる干潟と貴重なシチメンソウを守り続ける佐賀さいこう!
 
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(ID:91982)
佐賀県 政策部 広報広聴課
電話:0952-25-7219 (直通) FAX:0952-25-7263
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