本日追加提案いたしました令和4年度補正予算案について、その概要を御説明申し上げます。
この度、国において、新たな経済対策が決定され、その中で、防災・減災、国土強靭化に向けた社会資本整備を行うための措置が講じられることとなりました。これを受け、県においても、防災・減災等に係る社会資本整備の更なる推進に向け、速やかに対応すべきものについて所要額を計上することといたしました。
この結果、補正予算案の総額は、歳入歳出とも、それぞれ、
一般会計 約138億4,200万円
となります。補正後の今年度の予算総額は、既定の予算及び先に提案いたしております11月補正予算案の額と合わせますと、
一般会計 約6,070億4,300万円
となっております。
予算案の主な内容について申し上げます。
道路関係では、災害に強い幹線道路網の構築に向けた有明海沿岸道路と佐賀唐津道路が接続する「Tゾーン」の整備や、橋梁の老朽化対策、通学路などの交通安全対策等を推進してまいります。
また、河川・砂防関係では、護岸工事や堤防補強などの河川改修、排水機場の耐水化、砂防施設の整備等を進めてまいります。
さらに、農林業施設関係では、クリークをはじめとする農業水利施設や治山施設の整備等を進めてまいります。
こうした取組により、激甚化、頻発化する自然災害に対して、防災・減災対策等を更に推し進めてまいります。
以上、今回提案いたしました議案について御説明申し上げました。
よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。